脳内科医がすすめる脳トレ!「義父母をほめる」「毎月1回家事をしない」
2018.02.10
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ゲームや関連書籍、スマートフォンのアプリといったさまざまな分野で「脳のトレーニング」が話題に。脳内科医・医学博士の加藤俊徳先生は、なに気ない日常のあちこちにも、じつは脳トレのチャンスが転がっていると言います。

家事をしないごほうびデー

日常生活の中にも脳トレのチャンスはある!

毎日の暮らしのなかで、行動や意識をちょっとプラスすることを心がけると、脳はどんどんイキイキ。加藤先生に、日常生活でできる脳トレのヒントを教えていただきました。
「脳には1000億を超える神経細胞があり、同じような働きをする細胞は集団となって同じ場所に位置しています。そこで、脳全体をひとつの町内に見立て、それぞれの集団に番地をふることにしました。これを“脳番地”と呼んでいます」
脳番地はそれぞれに役割が。
「脳番地を、まんべんなく刺激するようにすれば、脳はイキイキしていられます」

●記憶系を強化!野菜や花を育てる

植物を種や苗から育てると、記憶力を鍛えられます。収穫や開花を心待ちにして成長を見守るなど、先のなにかを楽しみに待ちながら暮らすことは、時間を意識することにつながり、記憶系脳番地を強化。また、土いじりは五感を心地よく刺激し、脳トレ効果抜群です。

・記憶系脳番地…暗記したり、時間を意識したり、過去のことを思い出したりする部分で、40代後半から萎縮しはじめるが、脳トレすれば衰えにくい

●運動系を強化!手紙を書く

スマホやパソコンのメールが一般化し、手紙を書く機会は激減しています。キーを打つのは単純な動き。一方、手書きで文字を書けば、運動系脳番地を大いに働かせることになるんです。相手のことを考えて文章を組み立てるので、思考系や伝達系も刺激されますよ。

・運動系脳番地…足、手、口の動きにかかわる部位がそれぞれ離れて脳に位置する。50歳以降は使わないと鈍化。手先や口腔、足腰を使って鍛えることで、各部が思いどおりに動かせるようになる

●伝達系を強化!義父母を積極的にほめる

ネガティブな思考は、脳の成長をストップさせます。義父母とうまくいっていない人も、相手のいい点を探すよう心がけてみてください。タイミングをみて上手にほめたり、相手が好きなものをプレゼントしたり…。伝達系脳番地が強くなり、人間関係もうまくいくようになります!

・伝達系脳番地…左右のこめかみのあたりに位置し、あらゆるコミュニケーションを通じ意思の疎通を担う。人とのつき合いが少なくなると衰えるので、人と交流したり、手紙を書いたりするとよい

●感情系を強化!毎月1回家事をしない「ごほうびデー」をつくる

脳を鍛えるのは大切ですが、同じ脳番地ばかり使っていると、負荷がかかりすぎてうまく働かなくなってしまいます。月1回は家事を休んでリセットを。雑誌をゆっくり読んだり、映画を観るなど、いつもと違うことを楽しむと、脳がはつらつとしてきます。

・感情系脳番地…脳の奥の方にあり、一生育ち続ける。喜怒哀楽が乏しくなったら要注意。家事でときめきを感じる工夫をしたり、笑顔を増やす練習を。ときには家事を休み、リフレッシュしても

【監修/加藤俊徳さん】
脳内科医・医学博士、加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。脳活動計測法fNIRSや脳番地トレーニングの開発者。MRI脳画像を用いて、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を診断し治療。著書に、『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(あさ出版)、『悩まない脳の作り方』(辰巳出版)、『脳科学者 加藤俊徳の脳若返り革命ドリル』『今日からお金が貯まる脳トレ』(共に主婦の友社)など多数。

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

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