片づけで脳がきたえられる!意識したいポイント7つ
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2019.01.05

今年からは「脳トレ家事」を取り入れて、日常生活で脳のアンチエイジングしてみませんか?
片づけの際に脳を使ってイキイキさせる方法を、脳内科医・医学博士の加藤俊徳先生が教えてくれました。

片づけで脳トレできる7つの方法

片づけは、それだけで記憶力や理解力を刺激する行為。片づけが苦手な人も、アンチエイジングのためと思って、楽しんで挑戦してみて。

●なにごともあと片づけまでイメージしてとりかかる

片づけるためには、元の片づいた状態や収納場所を記憶する必要があります。人がものを出しっぱなしにしがちなのは、じつは頭を使うのが面倒だから。

なにかを始めるときはあと片づけのことまで想像し、必ずきちんと片づけることで記憶を司る部分の働きがアップします。

●季節ごとに衣替えをする

季節を感じながら衣類を入れ替えるのは、時間の流れを実感すること。
「昨年はこの服を着て海に行ったな」などと思い出すことで、記憶力はフル稼働。「もう着ないTシャツはぞうきんに」など、次の利用法を考えるのも有効です。

●カナヅチやクギを使って収納棚をつくる

大工仕事大工仕事は脳の働きを総動員しますが、とくによく使うのが視覚にまつわる部分。
使う目的に合わせて、置く場所や入れるものの大きさをメジャーで測って目で確認し、材料をカット。クギを打つときも、ズレないように見守る必要があります。

●模様替えの前に家具の配置図をつくる

「あの棚はこっちに置いた方が部屋が広く見えそう」などとひらめいたら、まず家具の新しい配置図を描きましょう。
次にどの家具を、どの位置にどの順番で移動していくとスムーズかを考えてみてください。想像を巡らせることで思考力が鍛えられます。

●ものの収納ルールを変えてみる

収納ルールを変える同じ収納方法を続けていると片づけはラクですが、脳の刺激にはなりません。たとえば衣類を色別に分けていたら、今度は長さ別にするなど、ときには収納ルールを変えてみてください。
新しいルールをつくるためには、服や収納場所の特徴を理解する必要があり、脳が活性化します。

●3か月に1回はプチ模様替えを

プチ模様替えインテリアが代わり映えしないと、室内を「見ているようで見ていない」状態になってしまいます。季節に合わせてクッションや飾るものを替えるなど、3か月に1回はプチ模様替えをしてみましょう。

室内の景色が変わると視覚が喜び、無意識のうちにあちこちを観察することになります。視覚系の高度な脳活動を促します。

●写真の整理を兼ねてアルバムをつくり直す

脳は、ものごとを繰り返し思い出すことで記憶をキープしますが、思い出すのをやめると、もの忘れをするようになってしまいます。
写真の整理をしながら、「これはいつ撮った写真?」と記憶に通じる道をたどることで、さまざまなことが思い出され、記憶力が刺激されます。

片づけの際にも、脳を活性化する機会が数多くあります。ぜひ上記7つのヒントを活用してみてくださいね。

【監修/加藤俊徳先生】
脳内科医・医学博士、加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。脳活動計測法fNIRSや脳番地トレーニングの開発者。MRI脳画像を用いて、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を診断し治療。『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(あさ出版)、『悩まない脳の作り方』(辰巳出版)など著書多数

<イラスト/林 ユミ 取材・文/ESSE編集部>

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