肩こりをペットボトル温灸でラクに!仕事中でもサッとできる簡単な方法
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2016.11.29

 さまざまな治療効果をもたらすお灸。じつは、ペットボトルを使った温灸で同じような効果を得ることができます。

「ホット専用ペットボトルにお湯を入れて行うので、だれでも手軽にできて火も使わず安全。当たる面が広いため、高度な技術がなくてもツボ周辺に当てることができ、効果を得やすいメリットもあります」と鍼灸師の若林理砂さん。今回は、肩こりをラクにするペットボトル温灸のやり方を伺いました。

 仕事のあき時間を利用してサッとできるので、パソコン画面の見すぎなどが原因で肩こりが辛い人はぜひ実践してみて!
肩こりをラクにする!ペットボトルを使った温灸の方法

肩こりをラクにする!ペットボトルを使った温灸の方法

 長時間同じ姿勢を続けたときの肩こりや、寝違えたときの痛みにも効きます。ひどいときは軽い運動も取り入れるのが、改善への近道。腰痛と同様、必ず左右両方行います。

[準備するもの]

●ホット専用のペットボトル
オレンジ色のキャップがホット専用ペットボトルの目印。それ以外はお湯の熱で変形することがあって危険なのでNG

●お湯の温度は80℃に
水100mlに沸騰したお湯200mlを入れるのが目安。必ず先に水を入れること。売っている温かいペットボトル飲料を使う場合、買ってすぐ使えばギリギリ効果が得られる温度です

[やり方の基本]

 ツボ付近にペットボトルを押し当て、3~5秒キープ。アチッと思ったら離すのを、3~5回繰り返して。冷え性の人や、場所によっては何度か繰り返さないと熱さを感じない場合も。厚手の服は避け、軽装で行います。

・ペットボトルの底のきわをツボに当てる。体の面に当てる際は底面や側面を使用
・アチッと思ったら離すのを3~5回
・1セット1~2分程度が目安

ツボの位置を正しく知ろう!肩こりをラクにするペットボトル温灸のやり方

(1)「合谷」という手のツボにペットボトルを当てる。合谷のあるライン上に底面を当てると当たりやすくなる。アチッと思ったら離すのを数回繰り返し、反対側の手も行う

「合谷」という手のツボにペットボトルを当てる合谷(ごうこく):親指と人さし指の間の水かきのところ。人さし指寄りの骨のきわ

(2)「手三里」のツボにペットボトルの底のきわを押し当て、アチッと思ったら離すのを数回繰り返し、左右行う

「手三里」のツボにペットボトルの底のきわを押し当てる手三里(てさんり):ひじ裏のシワから手首方向に指3本、筋肉が盛り上がる場所

(3)ペットボトルの先を持ち、側面を「肩井」のツボに当て、アチッと思ったら離すのを数回。左右行う。2本で同時に行っても

ペットボトルの先を持ち、側面を「肩井」のツボに当て、アチッと思ったら離すのを数回。肩井(けんせい):大椎(首を前に倒して飛び出た骨の真下)と肩の先の中間

(4)「風池」のツボにペットボトルの底面のきわを当て、アチッと思ったら離すのを数回。左右行う。2本で同時に行っても

「風池」のツボにペットボトルの底面のきわを当て、アチッと思ったら離すのを数回。風池(ふうち):後頭骨の下にある左右のくぼみ。首のつけ根

※ペットボトル温灸は病気を治療するためのものではありません。また、妊娠中や妊娠の可能性がある場合、持病がある場合、痛みがある場合などは、事前に医師と相談のうえ、行ってください

※ペットボトル温灸を一度に行うのは「肩こり」と「冷え性」など、2セットぐらいまでに。やりすぎるとかえって体がだるくなったりするので注意して

【鍼灸師 若林理砂さん】
「アシル治療室」院長。初診予約は2年以上先になるほどの人気。東洋医学や古武術にも通じる。著書に『安心のペットボトル温灸』(夜間飛行刊)ほか多数

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