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深刻なセックスレスの悩み。「あの頃と同じ行為」がプレッシャーに

烏丸莉也
2020.02.19
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夫婦仲は悪くないのにセックスレスに陥って悩んでいる人が増えています。20代~40代のESSEonline読者266人にアンケートを実施したところ、「悩んだことがある」と回答した人は87人。じつに32%を超えるという実態が明らかになりました。

読者から寄せられたリアルな悩みをもとに、この問題に詳しい婦人科医・駒形依子先生にアドバイスしていただきました。

レスが不倫や離婚に繋がることも(※画像はイメージです)

結婚直後からのレス。不倫や離婚に繋がりかねない深刻な事情とは?

20代~30代の主婦たちから寄せられた悩みで際立っていたのは、結婚というライフイベントがきっかけでレスになってしまったというエピソードです。

●恋人から家族へ。関係が変わったことが原因でレスに

「結婚して家族になるとすぐにレスになりました。随分悩んで子どもを生まない人生を受け入れられるようになるまで10年以上かかりました。今でもふとこの判断でよかったのかな? と迷うことがあります」(37歳・Hさん)

結婚してから、愛情が家族愛のようになってしまったことにより、行為が恥ずかしくなってしまったという悩みは多くの夫婦から寄せられました。

<駒形依子先生のアドバイス>

自分では家族愛となったように感じるが「したい」という感情がある、または諦められないという場合は、していない期間が長くて今さら改めてするのが恥ずかしいとか、久しぶりに誘って断られたら怖い、傷つくのが嫌で「家族愛」に変わったのだからしなくても…という予防線を張っているようにも感じます。

子どもの有無に関わらず「夫婦関係・夫婦愛」としての関係を保っている方もたくさん見受けられます。
ご自身がパートナーと今、これからそういう関係でいたいかということを自覚し伝えていくことが大事だと思います。

●疲れきっている夫に言えない…。悲しい気持ちになる妻の声も

レスで悲しい気持ちに(※画像はイメージです)

「元々2~3か月に1回とかだったのでとくに気にしていませんでした。でもこのまま女として終わっていくのかなと悲しい気持ちになることが何度もあります」(31歳・Sさん)

「新婚早々、主人が忙しい部署に異動になり、私も仕事と家事で疲れていたので夜はそのまま寝てしまうことが多かったです。そろそろ子どもを! という段階になって、やっと定期的には…となりました」(39歳・Tさん)

結婚早々のレスについて悩んでいるのは妻側だけではないはず。男性側はどのように考えているのか知りたいという意見もありました。

<駒形依子先生のアドバイス>

男女ともに年齢を重ねるごとにセックスに対する考え方や、そもそもの身体が変わってきます。若いときと同じ行為が難しくなることも。
また、仕事での疲れやストレスで体力が残ってない状態で、以前と同じような行為を求められることは男性にとっても負担になることがあります。

パートナーにしてほしいことは本当にセックスなのか、それともスキンシップなのか。わかりやすい愛情表現として、愛されていることの確認をしたくて求めているのではないか。
自分がなにを求めているのかを自分を知り、パートナーへのストレスやプレッシャーなどの負担を減らすことで、良好な関係を得られるのではないでしょうか。

●レスが不倫や離婚に繋がるケースも

「ずっとレスだった友人が、このまま人生を終えるのはいやだと不倫に走ってしまいました」(44歳・Mさん)

「前の夫から“子どもを産んだら女として見れない”とハッキリ言われました。決定的な浮気はなかったとは思いますが、風俗に通っていたことが分かり、かなり傷つきました。そして疲れるという理由で当然レスに。それだけが原因ではありませんが、離婚しました」(42歳・Kさん)

不幸な結末を迎える前に、対処できる予防策はあるのでしょうか。

<駒形依子先生のアドバイス>

あくまで個人的な印象ですが、男性よりも女性の方がセックスと愛情を結びつけて考えがち。「愛してくれているなら私としたいと思ってくれているはず」と思い、それが叶えられないと「私のことは愛してないの?」となり、行為自体がしたいというよりも「愛されている証拠が欲しい」という焦燥感や執着になりやすい。

自分が欲しい愛の形がもらえないからと言ってその人からの愛がないわけではないはず。まずはお互いにとってセックスがどんなものなのかを話し合うことが大事です。
それを知ったうえでどうするか、どうしてほしいかを伝え合うことがコミュニケーションでありレスの予防になるのではないのでしょうか。

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