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「首引き体操」で肩凝りを改善。あごをグーッと2秒引くだけ

ESSE編集部
2020.05.07
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年齢にかかわらず多くの人が抱えている「肩凝り」。テレワークなどで合わない机での長時間作業で肩に悲鳴を上げている人も急増しています。
そんな悩ましい肩凝りの悩みに、医師が答えてくれました。

肩をさわる女性
肩凝りが気になると集中力もなくなり、いろいろと辛いですよね(※写真はイメージです)

年々ひどくなる肩凝り。その原因は姿勢の悪さにあり!

●【悩み】肩凝りを自分で治す方法はありませんか?

最近、肩凝りがひどくてつらいです。病院へ行くほどではないと思うのですが、自分でどうにかできないでしょうか。自宅でできる体操などあったら教えてほしいです。(ペンキチさん・45歳)

●【回答】首を正しい位置に戻す「首引き体操」を。痛み軽減に効果があります。

肩コリがつらいのつらい肩凝り、じつはその痛みの原因は「姿勢の悪さ」からきていることが多いんです。肩や首の凝りを感じるとき、猫背になって顔が体より前に出てあごが突き出たような姿勢になっていませんか? 人は目の前のものに集中すると、どうしても前のめりの姿勢になりがち。パソコンを見続けたり、車の運転をするときに多いですね。

この日常生活での姿勢の悪さが積み重なることで首に負担がかかり、首の頚けい椎ついがずれたり変形したりして肩凝りを起こすのです。さらに痛みも感じるなら、悪い姿勢で、首の筋肉がずっと緊張した状態になっている証拠。ですから、間違った姿勢を直し、首の位置を正しい状態に戻せば、痛みも軽減していきます。

おすすめは、首の状態を正しい位置に戻す「首引き体操」。
イラストのように、壁を背にして真っすぐに立ちます。正面を見たまま、あごをグーッと引いて2秒キープ。これだけでOKです。これを10回を1セットとして、2~3時間おきに、1日5~6セットを目安に続けてみて。そして、体操中や体操のあとには、正しい姿勢(壁に背中をつけて立ったとき、両肩と後頭部が壁についた状態)も意識してみましょう。当院では、これらで約8割の方が改善しています。

ただし、体操を続けても肩凝りが解消しない、あるいは痛みが続くようなら頚椎症などの病気が隠れている可能性もあるので、理学療法士のいる整形外科を受診してみるといいでしょう。

<イラスト/野田節美 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【銅冶英雄先生】

お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック院長。日本医科大学卒業後、千葉大学付属病院、成田赤十字病院、千葉リハビリテーションセンター等に勤務。豪州ベッドブルック脊椎ユニット留学等を経て2010年、お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニックを開院