濡れタオルを干すだけでも!風邪になりにくい体のつくり方
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2019.01.29

風邪やインフルエンザに負けないためには、まずは体の免疫力を高めることから。
のどや鼻の粘膜には、ウイルスや雑菌を捕まえて追い出す働きがあります。強い粘膜を保って、病原体の侵入をブロックしましょう!

ここでは健康のプロである医師の石原新菜さん、目白鍼灸院院長柳本真弓さん、管理栄養士・料理研究家の牧野直子さんの3人に、粘膜を強化する方法を教わりました。

のどや鼻の粘膜を強化して、免疫力を上げましょう

●部屋の加湿をしっかり

イラスト
乾燥は健康の大敵!濡れタオルを干すだけでも有効です
空気が乾燥する冬は、のどや鼻の粘膜も乾きがち。ウイルスや雑菌が侵入しやすくなって感染を許してしまうことも。
「空気の乾燥を防ぐため、暖房をつけている室内では加湿器を忘れずに。濡れタオルを干しておくだけでもOK」(石原さん)

●ニンジンを食べる

ニンジン粘膜の強化にてきめんなのがニンジン。
「ニンジンに多く含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変化。そのビタミンAには粘膜の免疫力を高める効果がいっぱい! 毎日の食事に積極的に取り入れましょう」(石原さん)

●こまめに水分補給をする

水分を十分にとることも免疫力アップのコツ。
「空気が乾く冬は体の水分が蒸発しやすく、のどや鼻の粘膜も乾燥するためウイルスや雑菌が侵入しやすくなります。食事に含まれる水分とは別に、1日1.5リットルを目安にこまめに水分補給を」(牧野さん)

●のどをうるおす

「外出中などで水分がとれないときは、のどアメをなめてうるおすのもおすすめ」(石原さん)
最近は味や成分など、いろいろなタイプののどアメが出ているので、好みのものを見つけてバッグに入れておくと安心です。

●緑茶や紅茶でうがいをする

緑茶インフルエンザや風邪予防に欠かせないうがい。緑茶や紅茶でうがいをすれば、さらに効果がアップ!
「緑茶に含まれるカテキンや、紅茶に含まれるテアフラビンにはウイルスの増殖を抑える働きがあるので、お茶でうがいをすると効果大」(石原さん)

押すだけ!免疫力アップのツボ

ツボ押しも免疫力アップに効果的と言われています。
「エネルギーを高めるツボを、親指の腹で赤みが出ない程度に押し回してください」(柳本さん)

・合谷(ごうこく)

イラスト左右の手の人差し指と親指のつけ根の交わる部分にあるツボ。
「押しやすい位置なので、気づいたときにこまめにプッシュ!」

・足三里(あしさんり)

イラスト両ひざの骨の下から指4本分下の少し外側にあるツボ。
「胃腸の働きを整えたり、足が疲れたときにも効きますよ」

※ツボ押しやお灸は病気を治療するためのものではありません。また、妊娠中や妊娠の可能性がある場合、持病や痛みがある場合などは、事前に医師と相談のうえ、行ってください

●教えてくれた人
【石原新菜さん】

石原クリニック副院長。クリニックでの診察のほか、わかりやすい医学解説で、テレビ、ラジオ、執筆など幅広く活躍。『ゆる健康大全』(辰巳出版刊)など著書多数

【柳本真弓さん】
目白鍼灸院院長。鍼灸あん摩マッサージ指圧師。ツボ押しやお灸のアドバイスが人気。『心が弱ったときのツボストレッチ。 』(マガジンハウス刊)ほか著書多数

【牧野直子さん】
管理栄養士・料理研究家。「スタジオ食」代表。テレビや雑誌などで、体に優しく簡単でおいしいレシピの提案や、健康になるための食生活についての情報を提案している

<撮影/山田耕司 イラスト/ナカオテッペイ 取材・文/ESSE編集部>

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心が弱ったときのツボストレッチ。

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