胸やけが続く…その症状、逆流性食道炎かも!?日常でできる予防法を紹介
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2018.06.18
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逆流性食道炎とは、胃液が食道内に逆流して起きる病気のこと。日本では少ないとされてきましたが、ここ20年で患者数が急増。いまや3人に1人が悩む「新・国民病」となっています。

この逆流性食道炎を防ぐための日常生活の注意点を、池袋大谷クリニック院長・大谷義夫先生に教えてもらいました。

逆流性食道炎
胸やけや胃もたれが続くのは、逆流性食道炎かもしれません(写真はイメージです)

きちんと知ってしっかり対策!逆流性食道炎にならないのはどっち?

胸やけ、呑酸(酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくること)、つかえ感、胸痛、ゲップ、胃もたれ、おなかのはり、のどのヒリヒリ感…。そんな症状がある人は、逆流性食道炎かもしれません。

「胸やけなどの不快な症状が何日も続くと食欲もなくなって、常に気が散ったり落ちこんだり、夜も寝つけず不眠症になったりします。過労やストレスが逆流性食道炎の原因になることがあり、反対に逆流性食道炎の不快な症状がストレスになることも。逆流性食道炎によって生活の質が落ちるのです」と、大谷先生は話します。

逆流性食道炎から引き起こされる症状には、以下のようなものがあります。

・ぐっすり眠れない
・気分がすぐれない
・食べたいものが食べられない
・口内炎が増える
・集中力がなくなる

逆流性食道炎を防ぐためには、まずは日常生活でちょっとしたことを心がけることが肝心。
クイズ形式で教えてもらいました。

●横になるときの姿勢。胃液の逆流を防ぐのはどっち?

横になるときの姿勢A:左向き寝
B:右向き寝

正解は、「A」の左向き寝です。
胃は噴門(食道と胃の入り口部分の境目)から体の左側に大きく膨らんだ形をしているため、左を下にすると胃液をためる場所ができて、逆流しにくくなります。

●胃を健康に保つためにおすすめの運動はどっち?

運動A:スクワット
B:ウォーキング

正解は、「B」のウォーキングです。
激しい運動や筋トレは、胃液の逆流をもたらしやすいと報告されています。とくにスクワットは腹圧がかかるので注意。リラックス効果を得る意味でも、ウォーキングがおすすめです。背筋を伸ばして歩くことを意識しましょう。

●逆流性食道炎を悪化させる飲み物はどっち?

逆流性食道炎を悪化させる飲み物はどっち?A:スタミナドリンク
B:青汁

正解は、「A」のスタミナドリンクです。

カフェインを多く含むスタミナドリンクは、胃酸の分泌を増加させます。一方、ケールや小松菜、キャベツなどアブラナ科野菜でつくられた青汁は、ビタミンUが含まれているので胃粘膜保護作用とともに抗胃潰瘍効果があります。

大谷先生監修の本『逆流性食道炎を自力で防ぐ』(扶桑社刊)には、おすすめの食べものや注意したい食べもの、効果的なトレーニングなど、逆流性食道炎を自力で防ぐ方法について詳しくご紹介しています。気になる方はぜひチェックを。

【監修/大谷義夫先生】
1963年東京都生まれ。池袋大谷クリニック院長。医学博士。呼吸器内科のスペシャリストとして、メディアへの出演も多い。最新刊に『逆流性食道炎を自力で防ぐ』(扶桑社刊)がある

逆流性食道炎を自力で防ぐ

逆流性食道炎とは、胃液が食道内に逆流して起きる病気。日本ではいまや3人に1人が悩む「新・国民病」です。本書では、逆流性食道炎を自力で防ぐ具体的な方法をご紹介しています

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