フルーツゼリーとプリン、太りにくいのはどっち?栄養士が教えるおすすめ間食
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2018.09.14

食欲の秋到来。どうせ間食するなら、なるべく太らないものを選びたいものです。

ダイエットのためには、単純にカロリーの低いものがいいイメージがありますが、管理栄養士の足立香代子さんによると、「『太りそう』というイメージのお菓子でも、じつは肥満を招かないものも」とのこと。

これまでの常識はいったんリセット!太りたくない人が選ぶべきおやつは?

モンブランとチーズケーキ、フルーツゼリーとプリン…迷ったときどちらの間食を選ぶべきか、教わりました。

●モンブランよりチーズケーキの方が太らない

モンブランVSチーズケーキ
モンブランとチーズケーキ、太りにくいのはどっち?
こってり濃厚なチーズケーキは太りそうなイメージですが、じつは小麦粉の量が少ないうえ、チーズに脂質やタンパク質が含まれているため、ケーキのなかでは太りにくい優等生といえます。

一方、モンブランは要注意。栗はナッツの仲間なのでヘルシーなイメージかもしれませんが、じつはナッツと違って糖質が高く、間食には選ばない方が賢明です。
人気の野菜スイーツでもカボチャを使ったものなどは、同じように糖質が高くなってしまいます。

●フルーツゼリーよりプリンの方が太らない

プリンには卵や牛乳が使われているため、タンパク質やカルシウムをとることができ、栄養バランスがよく、おすすめです。ただし、生クリームがのっていると、カロリーが一気に跳ね上がります。

一方、フルーツゼリーは意外に間食には不向き。フルーツに含まれる果糖は糖質のなかでも太りにくいことがわかっていますが、ゼリーの場合は、砂糖などの糖分が加えられていることも多く、その分太りやすくなります。

●ポテトチップスよりチョコレートの方が太らない

チョコレートVSポテトチップス高カロリーで糖質が多いポテトチップスは、食感がよいので、つい手が伸びる危険なお菓子。

一方、チョコレートは選び方次第でダイエットの味方に。ぜひ選んでほしいのが、ナッツ入りや、カカオの濃度が高いビターチョコレート。ナッツは良質の脂質で、マグネシウムなど不足しがちな栄養素も補え、風味豊かなビタータイプは満足感が長続きします。

甘さを感じると幸福感のもとになるエンドルフィンというホルモンが分泌するので、上手にとり入れて。

●しょうゆせんべいよりチーズせんべいの方が太らない

米を原料としているせんべいは、ほとんどが炭水化物、つまり糖質のかたまりです。
しょうゆせんべいのように、ただしょうゆで味つけしただけのシンプルなものを食べるときには、エネルギー代謝を促して太りにくくするために、タンパク質や脂質を含む食品を一緒にとるひと工夫が必要です。

一方、チーズにはタンパク質、脂質のほか、3食の食事で不足しやすいカルシウムも含まれているので、チーズせんべいの方が太りにくくて栄養価が高く、間食向きといえます。

●ラクトアイスよりも脂肪分の高いアイスクリームの方が太らない

濃厚な高脂肪アイスクリームはいかにも「太りそう!」というイメージ。でも、じつは動物性の脂肪分が多く含まれているため、糖質がエネルギーに変わりやすく、脂肪がつきにくいといえます。

また、不足しがちなカルシウム、ビタミンAも含み、栄養バランスがよいので、食べるならこちらを。ただしカロリーが高いので、食べすぎには注意が必要です。

一方、よりさっぱりしたラクトアイスは太りにくいイメージですが、腹もちが悪く、植物油脂などで脂肪分を補っていることが多く、間食にはいまいち。

常備したい!おすすめ間食フード

太りにくく常備しやすい間食フードがあれば安心。迷ったときにはこれらを食べて!

・ヨーグルト
・牛乳
・チーズ
・プチトマト
・キーウィフルーツ
・寒天
・ビターチョコレート

●教えてくれた人
【足立香代子さん】

管理栄養士。一般社団法人臨床栄養実践協会理事長。せんぽ東京高輪病院名誉栄養管理室長。栄養指導のほか、管理栄養士の育成も行う。著書に『太らない間食 最新の栄養学がすすめる「3食+おやつ」習慣』(文響社刊)など

<イラスト/井上コトリ 取材・文/ESSE編集部>

太らない間食 最新の栄養学がすすめる「3食+おやつ」習慣


「間食」や「おやつ」を、「罪悪感」「不健康」「肥満」とセットで考えていませんか?実は、栄養学的に見れば、現代人にとって「おやつ」は、 心を満たし、健康的にやせるための、とても合理的な手段。 ガマンするよりも健康にいい、「おやつの食べ方」を教えます!