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男性より女性の方がにおう?ネコっ毛は薄毛になりやすい?髪と頭皮にまつわるウワサのウソ・ホント

2016.06.09
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 まことしやかにささやかれる、髪と頭皮にまつわるウワサの数々。本当のところはどうなの?そこで、髪の専門家・浜中聡子さんにズバリ答えていただきました。

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1位 くせ毛、まとまらない
2位 白髪
3位 抜け毛/頭皮の汚れ、におい

ウソorホント?女性の髪にまつわる9つのウワサ

・ストレスで薄毛や白髪になる→○

ストレスが直接髪に影響するというよりは、ストレスによって睡眠不足になったり、生活が不規則になることが、白髪や薄毛の原因になる場合があるようです。「『白髪が増えた』と感じるのも、増えているのに気づかないほど余裕のない毎日で、ある日ふと気づくという場合も」

・かたい毛は抜けにくくネコっ毛は薄毛になりやすい→×

どちらも×。「かたい毛も抜けるし、抜けるとかえって目立ちやすいというデメリットがあります。対してネコっ毛は細くてボリュームがなく、ぺたんとしているので、薄くなったように感じるだけ。たとえかたい毛の人と同じ本数の髪があったとしても、薄く見えるのです」

・朝シャンを続けると薄毛になる→×

朝シャンプーをして、きちんと乾かさないで出かけると、頭皮がいつまでも湿っていて雑菌が繁殖しやすいことはありますが、ただちに薄毛につながるわけではないよう。「ただし、夜は頭皮のターンオーバーが進む時間なので、できるだけ清潔にして寝る方がいいですね」

・加齢でくせ毛になることがある→○

髪にハリを与え、つややかに保つためには女性ホルモンが大切。「閉経などで女性ホルモンが低下するとその働きが十分でなくなり、髪にハリやコシがなくなってうねるようなくせが出てくることがあります」。また加齢による血行不良も、くせ毛の原因になることがあるようです

・白髪は遺伝する→○

加齢により一度白髪になったら、ほとんどはそのまま。また遺伝的要素が強く、白髪の人が多い家系は、白髪になりやすい体質を受け継いでいると考えられます。ただ、食生活も大きく関係しています。「患者さんを見ていると、鉄分が不足している人は白髪になりやすいようです」

髪と頭皮にまつわるウワサのウソ・ホント・秋は抜け毛が増える→○

秋に抜け毛が増えるのは、春から夏の間に浴びた紫外線による影響で頭皮がダメージを受け、炎症を起こすのが原因。抜け毛を見ると気になりますが、髪は1日に80~100本くらいは自然に抜けていくものだそう。「抜けることは自然なことなので、気にしすぎないことも大切です」

・女性の頭皮は男性の頭皮よりにおう→×

「今までクリニックでたくさんの患者さんにお会いしてきましたが、そういう女性に出会ったことはありません」。薄毛になるとにおいが気になる、という声もありますが、薄毛になったことで頭皮に意識が向くので、におうような気がするだけだそうです

・髪のためには海藻を食べるとよい→×

つややかな髪のためにワカメを食べるといいというのは、本当?「悪くはないと思いますが、髪はミネラルだけでできているわけではないので…。髪の材料となるタンパク質を、動物性・植物性ともにバランスよくとることが大切。発育のビタミンといわれるビタミンB群も重要です」

・髪をずっと結んでいると薄くなる→○

「牽引性脱毛症」といって、髪をずっと同じところで結んでいると、その重さに引っぱられて根元の部分が局所的に薄毛になることがあるそうです。「ときどき分け目を変えてかかる力を分散させたり、髪を結ばない日をつくって、髪の根元への負担を軽くしましょう」

【浜中聡子さん】
医学博士。AACクリニック銀座院長。抜け毛や薄毛などを治療し、外見の若々しさを取り戻す医療のほか、生活習慣病を未然に防ぐ予防医学に従事。著書に『女性のための「頭髪外来」』(扶桑社)など

<イラスト/園田レナ>

女性のための「頭髪外来」

アンチエイジングの観点も含めて、こころとからだの問題にも踏み込んだ画期的頭髪治療の最前線を紹介。女性頭髪専門医として豊かな経験をもつ浜中医師が掲げるトータルセラピーを、豊富な事例や最新治療法とともに紹介する「女性の髪のバイブル」といえます。