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意外と知らないヘアアクセの使い方。“ゴム隠し”で格段おしゃれに

大人のヘア問題白黒つけます蒸し暑い時季に便利なまとめ髪。でも、ゴムで結んだだけだと、ちょっと寂しい印象になる場合も。

「そんなときは、飾りつきのゴムやバレッタがあると便利ですよ」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。

意外と間違って使ってしまっている場合も多いという、飾りゴム&バレッタの簡単でおしゃれに見える使い方について、わかりやすく教えてもらいました。

飾りゴムとバレッタ
夏のアレンジに活躍する、飾りゴムとバレッタ。1つあると簡単におしゃれに見えて重宝します

まとめ髪の季節はヘアアクセが活躍。簡単おしゃれに見える使い方

さとゆみ:梅雨で雨が降っているときも、暑くてダウンスタイルがつらいときも、まとめ髪の出番が多い時季ですね。

八木ちゃん:今回は、この時季、プラスするだけで一気におしゃれな印象に見えるアクセ使いについてご紹介します。とくに、意外と多くの人がうまく使えていない、飾りゴムとバレッタについて解説しますね。

さとゆみ:飾りゴムとバレッタというと、基本アイテムという気がしますが…。

八木ちゃん:そうなんです。でも、意外と使い方を間違っている人が多いんですよね。

さとゆみ:ここでは、ひとつ結びと、くるりんぱのハーフアップの2つで、基本のアクセの使い方を教えてもらいます。

●ゴム隠しがおしゃれヘアアレンジの基本

八木ちゃん:まず、これは大前提なのですが、ひとつ結びやハーフアップをするとき、手間をかけずにおしゃれに見せるコツは、「ゴムを隠すこと」です。

さとゆみ:以前も毛束を巻きつけてゴムを隠す方法を紹介しましたよね。

八木ちゃん:そうなんです。なので、ヘアアクセはゴムを隠すように使うと覚えてください。ひとつ結びから解説します。

●飾りゴムを使ったひとつ結び。ポイントはゴムの2つ使い

八木ちゃん:まずひとつ結びの位置は、耳より少し上くらいで結ぶとバランスよく見えます。

(1) シンプルなゴムで耳より少し上でひとつに結ぶ

ゴムひとつ結び女性横
普通のゴムのみで結んだ基本のひとつ結び

さとゆみ:よく見るひとつ結びですが、これだけだとおしゃれ感がたりないわけですね。

八木ちゃん:ここに、飾りゴムをプラスするのがコツです。

(2) 飾りゴムをつける

飾りゴムをつける様子

八木ちゃん:飾りゴムは、飾りの部分が上にくるように指で押さえながら、ゴムをつけるのがポイントです。

さとゆみ:最初から飾りゴムだけで結ぶよりも、安定しますね。

八木ちゃん:そうなんです。普通のゴムで一度きっちり結んだあとに、飾りゴムはあくまで飾りとして使えば、ギリギリまできつく結ぶ必要がありません。

さとゆみ:そして最後はいつもの、後頭部のボリューム出しですね。

(3) 後頭部の髪を引き出しボリュームを出す

後頭部の髪を引き出しボリュームを出す

八木ちゃん:ゴム部分を指で押さえ、後頭部の髪を引き出します。後頭部に高さを出すと頭の形もきれいに見えます。

さとゆみ:(1)結ぶためのゴムと(2)飾りのためのゴムの2つでまとめているので、後頭部を引き出すときもくずれにくいのがいいですね。

<完成>

飾りゴムひとつ結び女性
前から見たときに、後頭部がふっくら見えるのが◎。飾りゴムもおしゃれ

八木ちゃん:そのとおりです。復習すると

・ゴムで結んでから、飾りゴムを上から重ねて結ぶ
・飾りゴムは、飾り部分が上にくるようにおさえながらくぐらせる

のが、上手なアクセづかいのポイントになります。

●大人女性に便利なくるりんぱも、アクセで2倍おしゃれに

さとゆみ:ハーフアップの定番、くるりんぱも、やはりアクセでずいぶんおしゃれに見えますよね。ここではバレッタを使用します。

八木ちゃん:これもやっぱり、ゴムを隠すのがコツになります。まずは、耳上の髪だけゴムで結びましょう。あとでくるりんぱをするので、あまりきつく結びすぎないのがコツです

(1) 耳上の髪をゴムでひとつに結ぶ

耳上の髪をゴムでひとつに結ぶ

八木ちゃん:耳上の髪をまとめて、緩めにゴムで結びます。

(2) 結んだ髪をくるりんぱにする

結んだ髪をくるりんぱにする

八木ちゃん:結んだ毛束を下から上にひっくり返すようにして、ゴムの上部分にくぐらせて、くるりんぱにします。

くるりんぱをした直後の状態
くるりんぱをした直後の状態

さとゆみ:この状態ではまだゴムが見えていますが、このゴムをアクセで隠すわけですね。

八木ちゃん:そのとおりです。ただ、アクセをつける前に、ここでもやはり後頭部の髪を引き上げましょう。このひと手間が仕上がりに差がつきます。

(3) 後頭部の髪を引き出しボリュームを出す

ゴム部分をおさえながら、後頭部を指で引き出す
ゴム部分をおさえながら、後頭部を指で引き出す

さとゆみ:アクセをつけるときのポイントは?

八木ちゃん:バレッタを使うときにやりがちなのは、毛束全部をバレッタで留めなきゃいけないと思ってしまうことなんです。

さとゆみ:ああ、たしかに。毛束を全部バレッタで留めようとして、金具部分がふっとんでしまったというような話、聞きますね。

八木ちゃん:もちろん、毛束全部がきれいに止まる場合はそれでもいいのですが、バレッタはあくまで飾り。ゴムを隠すことができれば、それでOKと思ってください。

<完成>

髪にバレッタ
バレッタで華やかに

八木ちゃん:今回の場合は、結んだ毛束全部をバレッタでとめていますが、髪の量が多かったり、これがバレッタに入らない分量だったら、入る部分だけバチッと留めればOKです。

ハーフアップ女性
後頭部に高さがある美しいハーフアップの完成

さとゆみ:つまり、バレッタは「まとめ髪自体を固定するもの」ではなく、「固定されたまとめ髪にアクセントとしてつけるもの」と考えればいいということですね。

八木ちゃん:そうなんです! ここを勘違いしている人が結構多くて、バレッタを使うのは難しいと思っている人が多いんですよね。ぜひ、覚えていただけたらうれしいです。

<撮影/林絋輝 モデル/草柳ゆうき 取材・文/佐藤友美>

●教えてくれた人
【佐藤友美さん】

1976年北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター&エディター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。歯切れのいい解説で、テレビ、ラジオ番組などで活躍。著書に『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、『女は、髪と、生きていく』(幻冬舎)

【八木花子さん】

1979年静岡県藤枝市生まれ。人気ヘアサロンMINX銀座店の美容師。自宅での手入れが簡単で、個性を引き出すヘアスタイルが得意。悩める大人女性へのアドバイスや提案が適切で、MINXの中でも絶大な人気を誇る。国内外セミナー、TV出演、アート雑誌の連載等活躍は多岐に渡る。

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