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おしゃれ上手は服の数が少ない!?スタイリスト・大草直子さんの“最愛クローゼット”をつくるルール

ESSE編集部
2021.08.17

「クローゼットに服はたくさんあるのに、今日着る服が見つからない」という悩みを抱えている人、意外と多いのでは?
「じつは服の枚数は少ない方が、おしゃれになれるんです」と話すのは、雑誌やテレビなどで活躍するスタイリスト・大草直子さん。服を減らして使いやすいクローゼットをつくるコツを教えてもらいました。

手放すものは手放し、変えることを恐れない

女性誌やウェブメディアなどでファッション情報を発信している大草直子さん。現在の肩書きはスタイリングディレクターですが、20年に及ぶキャリアのなかではスタイリストや編集、ライターなど多岐にわたる仕事をしてきたと言います。

「もともと明確なキャリアプランはなく、心が動く仕事に懸命に取り組んだ結果が、今につながっています。最初は無意識に、今は意識的に、『ワクワクすること、好きなこと』を選択してきました。

『飽きる、慣れる、流す』ことをしてしまうと、仕事も人生も色あせ、つまらなくなってしまう気がして…。自分がワクワクしなくなったら、やり方を変える、場所を変える、『飽きる勇気』を持つことが大切だと思います」

大草さんはおしゃれやクローゼットも一緒と言います。「年齢や自分の変化に合わせて、手放すものは手放し、変えることを恐れず楽しめるようになれば、もっとすてきなおしゃれができますよ」

白シャツオレンジのスカート
上品で女性らしさを大切にした大草さんのスタイリング

30代、40代のターニングポイントではクローゼットを入れ替えたそう。

ソファに家族20歳、15歳、10歳の子どもたちを育てるワーキングママでもある大草さん。ベネズエラ出身の夫とは育児も家事もシェアしているそう。
そんな大草さんが考える、クローゼットにあるべき服とは?

●似合う服は世代交代する

イラスト服整理若い頃似合っていたものも、年齢を重ねると似合わなくなっていくものです。私は昔からグレーのニットとデニムの組み合わせが好きなのですが、30代の頃と現在では、実際に似合うものが変わったと感じています。30代の頃は少しベージュがかった杢(もく)グレーのニットとボーイフレンドデニム、今はややブルーに近いソリッドなグレーニットにハイウエストタイプがしっくりくるようです。

同じように自分の好きなものでも、似合う色味やデザインは変わるので、自分の見た目を客観的に観察して、見きわめることが大切です。

●“やせたら着る服”はいらない

“やせたら着る服”は、やせたときに考えればいいので、潔く手放しましょう! それより、今の自分の体をきれいに見せる服にクローゼットのスペースを譲りましょう。

「サイズ的には入る服」でも、パツパツで下着の線が出てしまったり、ウエストの上にお肉がのっていたら美しいとは言えません。私も、ある日自分の後ろ姿の写真を見て、選ぶパンツを替えたことがあります(笑)。たまにはお友達や家族に写真を撮ってもらうといいと思います。

●“捨てること”を目的にしない

クローゼットを片づけようとすると、どうしても「とりあえず減らさなきゃ」「どんどん捨てよう」というモードに入ってしまうことがあります。
でも片づけの本来の目的は、「自分の今の体型、好み、着るシーンをしっかり見きわめて、必要なものを選別すること」。年に1度しか着ないものでも、調子にのって捨てすぎると、結局はまた買うことになってしまいます。必要なものは残しましょう。

年齢を重ねるごとに、似合う服、着心地のいい服は変わります。その変化を敏感にキャッチすることが、おしゃれを楽しむためには大切なこと。大草さんのルールで服の持ち方を見直してみましょう。きっと毎日のおしゃれが楽しく変わるはず!

<撮影/目黒智子、最上裕美子 イラスト/ヤベミユキ 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【大草直子さん】

スタイリングディレクター。1972年東京生まれ。大学卒業後、ファッション誌編集、フリーの編集者、ライター、スタイリストとして活躍。2015年よりウェブマガジン『ミモレ』の創刊編集長に。2019年よりセルフメディア『アマーク』をスタート。キャリアのことから結婚、離婚、再婚、子育てまで。自身の半生について語った生き方本、『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』(講談社刊)が好評発売中

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