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40代、50代のおしゃれ迷子は「1サイズ上げるべし」。大草直子さんに聞きました

2020.12.17
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●まずは値札を見ないで価格を予想!この訓練で、服を見る目が養われます

ナチュラルファッションの女性
安いからではなくて、自分にとってコスパがいい服を選びましょう(写真は書籍より)

――最後に、お買い物の際に「ここを基準にするといい」というポイントがあれば教えてください。

大草 はい。皆さんにぜひ、挑戦してみてほしいのが、

「値札を見ないで価格を予想する」

ということです。

まずは値札を見ずに触って手触りを確認する、縫製を見る。その後裏返した状態や色映りを見る……。それで、

「この服はいくらだろう?」

を考えます。

「この手触り、このディテールのニットなら、8900円くらいかな?」などと予想して、それから値札を確認します。その際に、予想価格より3割くらい安かったら…つまり、今回の場合なら6000円くらいかな? それくらいだったら、そのニットは、

「価格と価値のバランスがかなりいい商品」

ということになります。反対にこれが15000円だったとしたら、価格と価値のバランスはやや悪い。これを常にやってみてください。注意しなければならないことは、「980円かな?」と思ったものが1980円だったらとき…「1980円なら、まあいいか!」と買ってしまうのは、私のなかでは違うんです。

「安いからこれくらいでいい」

「値下がりしているからいい」

ではないんです!

あくまでも、価格と自分が感じた価値のバランスが合っているか。そのことをずっと考えてほしいのです。この「見極める目」を持っているか否かで、1000円のものが「コスパのいい買い物」にもなりますし、3万円のものが「コスパの悪い買い物」にもなります。どうせお買い物をするなら、自分にとって価値のあるものを手に入れて欲しいと思います。

●大草さんの大人のリラックススタイルをご紹介します

白に黒スカートの女性取材デーの大草さんのファッションは、長いニットの下にプリーツスカートを重ねばきしたレイヤードスタイル。
「上にアウターを着ることが多い冬は、“長方形”を意識したコーディネートにしておくと、いろいろなアウターに合わせることができます。今日は、ロングニット×ロングスカートで“長方形”。これなら、ウールのロングコートにも、ウエスト丈のダウンジャケットにもマッチするでしょ?」と大草さん。

黒ブーツ足元は10年履いているというサイドゴアブーツ。スタッズをちりばめたハードな存在感で、フェミニンなだけではない、今っぽい着こなしに仕上げているところはさすが!

指輪をつけた手アクセサリーを重ねた手元、爪先にだけネイビーのラインを施したネイルも華やかですてきです。

飽きる勇気の表紙大草さんの生き方やファッションについては、新刊『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』(講談社刊)にも詳しく語られています。こちらもぜひチェックしてくださいね。

●教えてくれた人
【大草直子さん】

1972年東京生まれ。スタイリングディレクター。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。「ヴァンテーヌ」の編集に携わったが、サルサに出合い中南米へ遊学。帰国後はフリーの編集者、ライター、スタイリストとして活躍し、結婚。第一子を出産する。雑誌、カタログの仕事をこなす一方、広告のディレクションやトークイベントに出演するなど、多方面で活躍。その間、離婚、再婚し、現在はベネズエラ出身の夫と3人の子どもと暮らす。2015年よりウェブマガジン「ミモレ」を創刊編集長としてスタート。2019年よりセルフメディア「アマーク」をスタート。現在は商品開発やブランドコンサルタントとしても活躍中。 カジュアルでも品のある着こなしは、幅広い世代の憧れを集め、現在インスタグラム(@naokookusa)のフォロワーは28.6万人。 自身の半生をつづった初めての生き方本『飽きる勇気』を講談社より発売。

<撮影/林紘輝 取材・文/小川聖子>

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