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40代、50代のおしゃれ迷子は「1サイズ上げるべし」。大草直子さんに聞きました

2020.12.17

●ほとんどの中高年女性は、サイズをひとつ上げたほうがいい

耳を触る女性
服のサイズを人に知られることってあまりありません。それよりも、人に美しく見られる方が大事!(写真は書籍より)

――つまり、サイズを上げたほうがいいということでしょうか。

大草 そうなんです。解決策は、「サイズを1つ上げる」ことなんです。Sだった人はMに、Mだった人はLに、サイズアップしたほうが服をきれいに着られる場合が多いです。サイズを上げるって、抵抗を感じる方が多いと思います。でも、脱いだお洋服のタグを見て、サイズを確認されるなんてこと、まずないですよね? だったら、外から見たときにサイズが合っていて、きれいに着られているほうがいいと思うんです。

――試着したときに見るべきポイントはどんなところでしょうか。

大草 いちばんよく見ていただきたいのは「背中のライン」ですね。 お肉はだいたい後ろ側につきます! だから見えにくい(笑)。 なので、試着の際には丁寧に確認して、背中がパツパツに見えないか、肉感を拾っていないか、よく見てほしいと思います。

それから、「ヒップライン」。こちらも、あまりにラインや肉感を拾うようなものは避けたほうがいいです。そして、ウエストは、先ほどもお話ししましたように「絞ったウエストラインの上に、お肉が乗っていないか」をよくチェックして欲しいと思います。

さらに見逃しがちなところで、「肩のライン」。ヒップやウエストはよく見ても、こちらはなかなか気にしなかった、という方も多いのでは? 肩まわりは、少し肩が落ちているほうがきれいな場合もありますし、ダーツやタックが入っているほうがきれいに見えたりもします。だれかに頼めるなら写真を撮ってもらうなどして、確認されるといいと思います。

サイズの合ったお洋服を着ていると、その人はとても優雅に、上品に見えるようになります。とくに
40代以上の女性の方には、ゆとりのある着こなしが、雰囲気まですてきに見せてくれると思います。

●40代、50代はまず、自分の身体のサイズを測ってみて

深い赤のバッグ
深い赤のバッグがコーディネートのポイントに!

――40代を迎えると、若々しく見られたい一方、「若づくりしている」と思われるのも抵抗感を感じます。「品よく見える」「雰囲気がすてきに見える」というのは、目標になりますね。サイズの大切さはよくわかりました。ただ、自分のサイズってなかなか把握できていないかも?

大草 そうですよね。そこで、みなさんにオススメしたいのが、ご自身のサイズをもう一度、改めて計り直しておくことです。最近は、「オンラインショップをよく利用している」という方も多いと思うのですが、オンラインショップは、かなり細かいサイズ表が載っていますよね。ご自身のサイズを正しく知っておくと、サイズ表に当てはめるのも簡単ですし、失敗のないお買い物をするのにも役立ちます。

測っておくと役立つのは、

肩幅・股下の長さ・腕の長さ・ウエスト・ヒップ

あたりでしょうか。

ただ、人間の身体はひとりひとり全然違うので、測ってみたサイズが、市販の「なんとかサイズ」に当てはまらないことも多いんです。小柄でやせていても、バストが大きい方もいますし、がっしりした体型でも、脚はとても細くて華奢、という方もいます。だから、市販のサイズがそのまま合う、ということはじつはなかなか珍しいことなのです。そのことをしっかりわかったうえで、もう一度サイズ選びを丁寧にしていただけたら、もっとすてきな着こなしができると思いますよ!

●服は人に着られて初めて「おもしろいもの」になると思う

黒服に赤のスカートの女性
服は、人が着て初めておもしろくなります! 鏡の前で全身をチェックして(写真は書籍より)

――サイズ問題をクリアしたとして、着こなしの際に気をつけることはありますか?

大草 自分に合うサイズの服を手に入れたら、最後は着こなしですよね。私、お洋服は、お店でハンガーにかかっている状態がいちばん「つまらないもの」だと思っているんです(笑)。実際に自分の身体を通したときに楽しくなるような服がいちばんいいんじゃないかな? そのためにも、ただ着るのではなく、着たあとのバランス調整にも、注意してもらえたらと思います。

お洋服を着て、鏡の前に立ったら、首元のボタンをあけてみたり、閉じてみたり。または、袖をまくって手首を出してみるなど、いろいろと試して、自分に似合うバランスをチェック! この習慣をつけることでも、「おしゃれ感」は変わってくると思います。

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