じつは、白いトップスから下着が透けないようにするためには、意外なルールがあるそうです。ランジェリースタイリストの浅井明子さんに、そのルールをうかがいました!
「ベージュのブラなら安心」は大間違い!
夏を感じる天気が続き、上着ははおらずに、さらっと白Tシャツや白シャツ一枚で外出したいこの時季。軽快なファッションが楽しめるようになった時季だからこそ、街をゆく女性に警告したいことがあります。
それは、「透けない」と思って選んでいる下着が、かえって逆効果になっていることもある!ということ。
透けないブラジャーのポイントは「血の色」
私がおすすめしたいのは、ボルドーやワインなどのレッド系のブラジャー。「エーッ、そんな強い色で大丈夫?」と思うかもしれませんが、もちろんきちんと理由があります。深い赤は、皮膚の下を流れる血の色合い。肌のトーンにかかわらず、しっかりなじんでくれて、目立ちにくいんです。
逆に、おすすめしないのは、ミントグリーンや淡いオレンジなどのパステルカラーのブラジャー。目立たないと思って、白や淡い色のトップスと組み合わせると、思いがけず地肌の色から浮いてしまいがちなので要注意です。
インナーの「うっかり透け」は、だらしない印象を与えてしまうもの。
下着選びのルールを守って、初夏のファッションを存分に楽しんでくださいね。
【浅井明子さん】
大学卒業後、鐘紡(株)ディオール事業部にて下着専門店の営業として勤務。その後、インポートランジェリー専門店リュー・ドゥ・リューの広報を経て1999年独立。女性誌を中心とした下着企画の監修やスタイリング、モデルフィッティングをおこなう。個人の方対象のパーソナルコーディネートも人気。ホームページ「Lingerie Style 44」