誤ったスキンケアがテカりを招く!夏の肌の悩みを即解決するポイント
2016.08.26

 朝はサラッとしていた肌も、お昼過ぎに鏡を見ると、額や鼻の頭がテカっている…。夏はとくに、Tゾーンがテカりますよね。夏は冬よりもその傾向が強く、とくに、汗をかいたあとに目立ちます。なぜ夏はこのように肌がテカりやすいのでしょうか?しのぶ皮膚科院長の蘇原(そはら)しのぶ先生に、夏にテカりやすい理由を聞きました。

夏の肌の悩みを即解決するポイント

夏はなぜテカりやすいの?

「テカるというのは、肌に汗と皮脂が一緒に出ていて、太陽の光が反射している状態のことを指しているのかと思います。夏に汗が出やすいのは当然ですが、皮脂は肌が乾燥すると出やすくなります。夏はエアコンや紫外線などの影響で、肌が乾燥しやすいことで、皮脂が出やすいこともあるでしょう。とくに乾燥しやすい肌の人は、皮脂や水分を補うために、皮脂が多く分泌されやすくなります」

テカり防止のためのスキンケアのポイント

 皮脂が多く分泌されると、テカるだけでなく、肌トラブルにもつながるとしのぶ先生。では、テカり防止のためのスキンケアのポイントとは?

●皮脂を落としすぎない

「皮脂を落としすぎると、肌が乾燥を察知して、さらに皮脂を過剰に分泌してしまいます。洗浄力の強いクレンジング剤で洗うと皮脂を取りすぎてしまうので注意しましょう。また、人は寝ている間に皮脂を分泌しているので、朝、起きたときは、肌が少しベタついているものです。乾燥肌の人は、朝はあまり石鹸でゴシゴシ洗わず、水ですすぐくらいにしましょう。皮脂が比較的多い人は、朝晩に石鹸を使って洗顔を。自分の肌の状態によって変えましょう」

●オイルを使ったクレンジングは避ける

「クレンジング剤にはさまざまな種類がありますが、オイルを使ったものは避けましょう。さらに皮脂が出やすくなります」

●日中、皮脂が出たらこまめにふきとる

夏の肌の悩みを即解決するポイント「日中、皮脂が浮き出て気になる場合には、油とり紙などでよくふき取りましょう。油とり紙は皮脂を取りすぎるといわれることもありますが、強い洗浄力の洗顔剤での洗顔と比べれば問題ありません。紙で軽く押さえるだけなので、肌への刺激もとくに気にしなくていいでしょう。逆に、出てしまった皮脂を放置すると、ゴミや汚れと混じって肌あれにつながります」

●メイク直しは皮脂を取って薄くフェイスパウダーを

夏の肌の悩みを即解決するポイント「メイク直しのときには、皮脂を油とり紙などでふき取ってから、薄くフェイスパウダーを塗るといいでしょう。濃く塗り過ぎると、逆に反射しやすくなってテカりやすくなります。薄くフェイスパウダーを押さえる程度にしましょう」

 Tゾーンなどのテカりが気になり、皮脂が多いと感じたら、ぜひこれらのスキンケアのポイントを押さえて実践してみましょう!

【蘇原 しのぶ先生】
皮膚科医。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。皮膚科・皮膚外科歴13年。ヒアルロン酸、ボトックスマスター認定医、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。オールアバウト美と健康のガイドでもあり、「スッキリ」・「この差って何ですか?」等のメディア活動も精力的にこなしている。

<取材・文/渡かおり>