化粧が性格を変える!「人に好かれる or 逆効果」メイクの境界線は?
梅野利奈
2018.03.16
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メイクをすることによって、気分が明るくなったり、前向きな気分になったりと、心に変化を感じたことはありませんか? メイクは女性にとってなくてはならないもの。メイクによってもたらされる効果は、ただキレイになるというだけではありません。

「メイクをすることで、性格だって変えることができるんです」と語るのは、雑誌の美容エディターとして活躍する梅野利奈さん。雑誌や書籍で美容について執筆し、心理学から見た「好感を与える見た目」を研究している梅野さんに、メイクの隠れた効果について教えてもらいました。

メイクの隠れた効果

メイクをすることで、自信も安心感もアップ!

上手にメイクすると簡単に自分の見た目を変えることができます。見た目が変わって得られるものは、ただ鏡のなかの自分がキレイになるということだけではありません。メイクに人の気持ちに働きかける効果が数多くあることが、心理学研究からも明らかになっています。

たとえば、だれかに話しかけるときのことです。プロのヘアメイクさんにメイクをしてもらった場合、いつもの自己流メイクのときよりも、体を相手に近づけることがわかっています。メイクは自信や安心感を与える働きがあるため、社交性にも大きな影響を与えるのです。

●メイクをすることで、笑顔も口数も増える!

好印象な人とは、どういう特徴があるでしょうか? 「明るい」「笑顔」などのキーワードが挙げられるかと思いますが、メイクによって口数も笑顔も増えることがわかっています。
つまり、「おしゃべりが苦手」「つき合いが悪いと思われる」と悩んでいるなら、がんばって明るくふるまおうと努力するよりも、無意識に自分が明るくなれるように、メイクの力を活用することをおすすめします。化粧をするとなんだか元気になれる、だから社交的になれる。そういったメイクのプラス効果は、若いうちだけではなく、何歳になっても消えません。

メイクで自信も安心感もアップ

●逆効果のメイクもある!キーワードは「TPO」

しかし、メイクの内容によってはマイナスに働くことも。いつもより濃いメイク、ナチュラルメイク、すっぴんのときのそれぞれの不安感を測定した研究によると、濃いメイクとすっぴんは、どちらもナチュラルメイクのときよりも不安感が高いことがわかっています。
さらに、アメリカの研究によると、濃いメイクをしている人は採用試験時に能力が低いと思われてしまうことも。つまり、自分にプラスの影響を与えるメイクとは、上手なメイクなのではなく、自分にとって心地よく、かつ周囲の人にも好感を得やすいTPOをわきまえたものではないでしょうか。

●「血色のいい薄化粧」がおすすめ!

「メイクをしても気分がアガらない」という人は、自分のいつものメイクを見直してみませんか? 最近のトレンドからみて、どんなシーンでも好感を得やすいのは、明るい印象を与える、血色感をアップさせたナチュラルメイクです。チーク、リップの色味を自分に合ったものに変えるだけでも、ガラッと印象は変わります。
ちなみに日本人女性にもっとも多い血色感は、「サーモンピンク」「やや明るめのベージュ系ピンク」と言われています。

血色のいい薄化粧近所にしか出かけないときも、完全なすっぴんではなく、「リップだけはきちんと塗っておく」など、ひと手間かけるだけで1日の気分が明るくなります。

「マナーのため」「キレイにみせるため」だけではなく、ときには笑顔でいるため、たくさんおしゃべりするためにメイクしてみてはいかがでしょうか?

●教えてくれた人
【梅野利奈さん】

外資系経営コンサルティング会社、化粧品会社のマーケティング・商品開発を経て、女性誌の編集者、コラムニストに。化粧品開発や、美容セミナーなど幅広く活動。おもな著書に『ブスデトックス イイ女の逆引き美容テクニック集』(スタンダードマガジン刊)

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