すっきり収納するため、つい収納グッズを買おうとしてしまいがち…。そうなるとついものが増えてしまうことに…。
共働きで子ども4人を育てるブロガーのベリーさんは、収納グッズを買わないと決めているそう。すっきり暮らすベリーさんにその秘けつをうかがいました。

紙袋
その紙袋、立派な収納になるんです
すべての画像を見る(全5枚)

収納グッズはなるべく買わない。紙袋が色々使えます

60平米の賃貸マンションに、夫婦と子ども4人の6人で暮らしています。コンパクトなスペースですが、たくさんのものを持たないように心がければ、案外すっきりと暮らせるものです。
私が増やさないようにしているもののひとつに、「収納グッズ」があります。100円ショップやホームセンターには魅力的に見える収納グッズがたくさん並んでいますが、わが家の場合はすぐには買わず、紙袋を利用するようにしているのです。

●キッチンにもなじむ紙袋収納

キッチンワゴン

たとえば、キッチンワゴンのワンコーナー。サツマイモやタマネギ、ジャガイモなど、冷蔵庫に入れなくていい野菜は、紙袋に入れています。柄なしのクラフトカラーの紙袋を使えば、シンプルなキッチンにもしっくり馴染みます。土汚れが気になってきたら新しい紙袋に替えればいいのも気軽です。

キッチンワゴンと紙袋

また、キッチンワゴンの横には、フックを使って小さめの紙袋をかけています。この中には、ウエス(掃除用の使い捨ての布)やチラシを入れています。チラシは、根菜類などの皮をむくとき便利です。チラシの上で皮を剥いて、包んでゴミ箱へポイ。紙袋に入れておけば使いたいときに取りやすいのです。

●紙袋なら家具のすき間も収納になる!

ゴミ袋に入れたビニール袋を取り出す様子

さらに、ゴミ袋やビニール袋を入れるのにも使っています。紙袋なら、家具と家具の間の狭いスペースにも入ります。ゴミ袋を紙袋の中に入れて、替えたいときにサッと取り出します。

収納

ほかには、リサイクルしたい紙ゴミ入れとしても。私が住む地域では、コピー紙やチラシ、トイレットペーパーの芯、カタログなど、家庭から出される紙ごみは紙袋にまとめて入れて資源ゴミとして出すことができます。普段はクローゼットの片隅に紙袋を置いて、家族が「これは紙ゴミ」と思う紙を各自で入れます。紙袋にいっぱいたまったら、回収日に紙袋ごと出すのです(ただし紙袋が破れるといけないので、雨の日は次の回収日まで待ちます)。

収納グッズを買おうかなあ、と思ったときにはぜひ紙袋を試してみてください。新たに買うことなく紙袋で間に合えば、お財布にも優しいですよ。