「寝つけなかったのに、ストンと眠れた!」「イライラが収まってリラックスできた」など、ユーチューバーのMarikoさんの寝落ちヨガが話題です。ここでは、読者が悩む肩こりを解消する簡単なヨガをご紹介します。

人差し指女性
Marikoさん
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寝落ちヨガで、ぐっすり眠れてこりやストレスも解消!

家で過ごす時間が増え、運動不足で体がこりやすくなったり、イライラして眠れなくなったりしていませんか?

「不安を抱えていたり、疲れすぎていると、寝ようとしても心身の緊張が解けず、ぐっすり眠れないことも。そこで、寝る前の数分間、ゆっくり呼吸しながら寝落ちヨガを行って、リラックス。そのまま自然に眠りにつけば、睡眠の質が高まります」と、インストラクターのMarikoさん。

今回は、基本のポーズのほか、エッセ読者で悩む人が多い肩こりや猫背、イライラやストレス、自律神経の乱れ、骨盤のゆがみの解消などに効果的なポーズをご紹介。
「気になるポーズを寝る前に行うのを習慣に。続けるとさらに効果が高まり、不調も改善しますよ」

●始める前に呼吸法をCHECK!

とくに吐く息を意識して!

寝落ちヨガを行うときは、ゆっくりとした複式呼吸で。最初は4秒吐いて4秒吸うぐらい。慣れてきたら、吸う呼吸の倍ぐらいの時間をかけて吐くと、呼吸が深まります。

仰向けお腹に手
おなかに手を当てて呼吸を感じてみよう

あおむけに寝転ぶと自然と腹式呼吸に。深くゆったりとした呼吸を意識すると、自律神経が整って効果アップ。

エッセ読者のお悩み第1位「肩こり」を解消

●やさしいウサギのポーズ

肩を上げて胸をぐっと広げるポーズ。肩や胸回りの緊張がほぐれ、呼吸が深くなってリラックス。パソコンやスマホを長時間使った日にも最適です。

ココに効く!

・肩こり解消
・呼吸機能を高める
・リラックス効果

1.正座をし、両手を後ろで組む

正座手を後ろに胸を広げる
・吸う・肩と胸が広がり、呼吸が深く入るように

正座の姿勢になり、両手を後ろに回して指を組む。肩の前側と胸の広がりを感じ、ゆっくりと息を吸う。

2.おでこを床につけ、組んだ腕を上げる

正座額を床につけて手は上
・吐く・気持ちいいと感じるところまで上げればOK

ゆっくりと息を吐きながら、上半身を前に伏せておでこを床につける。組んだ腕は気持ちのいいところまで上げて伸ばす。そのまま1分を目安に腹式呼吸をする。

<Point>

床に頭頂をつければ疲れ目解消も!

ベッドで行う場合は首を痛めないようおでこをつけますが、ヨガマットを敷いて床で行う場合、頭頂を床につけると、「百会(ひゃくえ)」というツボが刺激され、疲れ目解消の効果があります。


【B-life Marikoさん】

バレエ団退団後、ヨガ、フィットネスなどのインストラクターとして活躍。夫と立ち上げたB-lifeにてYouTubeで発信を行い、チャンネル登録者数は137万人に(2021年8月現在)