人の出入りや周辺の動きなどを撮影する防犯カメラ。街中やオフィス、店舗などに設置されているイメージが強いですが、最近は住宅に取りつけるケースも増えています。今回は、自宅に防犯カメラを設置した日刊住まいライターが日々感じていることを紹介。防犯カメラの設置で、犯罪やトラブル防止以外にも、さまざまなメリットがあるそう。あやしい訪問サービス撃退できたり、置き配サービスの荷物の見守りができたり…。防犯カメラの意外なメリット、ぜひ参考にしてください!

自宅に設置した防犯カメラ
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目次:

防犯やトラブル防止のために!自宅に防犯カメラを設置わが家の防犯カメラはスマホと連動&録音もできる!防犯カメラの設置で、防犯はもちろんセールスも撃退!防犯カメラで敷地内の様子をチェックできるのも便利!防犯カメラ設置には、周囲への配慮や配線の経路確認を

防犯やトラブル防止のために!自宅に防犯カメラを設置

庭を見守る防犯カメラ

筆者が住んでいる地域は、治安が悪いというわけではありません。しかし、夫婦+未就園児で暮らすわが家。昼間は夫が不在のため、小さい子どもとふたりきりで心細く、防犯やトラブル防止のために防犯カメラを設置しました。

門扉とインターホンが映るように1台、駐車場が映るように1台、庭が映るように1台、合計3台設置。玄関や庭など、外から簡単に入って来られるポイントを重点的にカバーできるようにしました。

概算ですが、カメラ1台6000円、プラス設置費用として、カメラ固定ボックス(3000円)、配線ガード(3000円)、強力両面テープ(1000円)も用意したため、1台あたり1万3000円。かかった費用は3台でトータル4万円弱でした。

わが家の防犯カメラはスマホと連動&録音もできる!

スマホで防犯カメラの映像を確認する様子

筆者が使用している、防犯カメラの機能をご紹介します!

  • 撮影範囲内で動きを感知したら自動録画
  • マイク搭載で録音も可能
  • スマホのアプリと連動し、リアルタイムの映像や録画映像が見られる
  • 暗視対応で暗闇の映像も見やすい

防犯カメラは数年前に購入したものですが、便利な機能が搭載されています。

防犯カメラの設置で、防犯はもちろんセールスも撃退!

自宅に設置した防犯カメラで撮影中

防犯カメラがあることで、なにかあったときに証拠の映像を残すことができます。動きを感知して自動録画してくれるので、自分で録画ボタンを押す必要もなし!

また、スマホアプリから映像をチェックできるので、在宅中はもちろん、外出していてもスマホで映像を見ることができます。

とくに役立っているのが、あやしい訪問セールスが来ても応対しなくてすむところ。インターホンにもカメラ機能はありますが、写せる範囲が狭く、全身の雰囲気や持ち物まで見るのはなかなか困難。

そんなときにスマホで防犯カメラの映像をチェック!全身の雰囲気や持ち物はもちろん、敷地内に入って来るまでの動きや様子も確認できるので、応対するかどうか判断材料になります。

防犯カメラ設置を知らせるシール

さらに、防犯カメラ設置を知らせるシールも併用することで、あやしい訪問セールスが劇的に減少しました!

防犯カメラで敷地内の様子をチェックできるのも便利!

防犯カメラで自宅周辺の様子を撮影

防犯カメラで家の様子を見られることで、日々の生活のこんなことにも役立っています。

置き配サービスの荷物を見張ってくれる

最近では、荷物の置き配サービスを行っている運送会社も多いです。不在中に届けてくれるのは便利ですが、荷物を置いたままだと心配ですよね。そんなときも防犯カメラで荷物の様子を確認しています!

出先からでも家の様子を確認できる

出先で急な雨が降ったり、強い風が吹いたりすると、洗濯物や庭に出してあるものの様子も気になります。
自宅の天気がピンポイントでわかるので、「ここは雨が降っているけど家の周りはまだ大丈夫!」「庭のオモチャが風で飛ばされてなくてよかった」など、実際の様子が確認できます。

その様子で、急いで帰る、用事をすませてから帰るなどの判断もできます。

家族の帰宅のタイミングがわかる

家族の帰宅のタイミングがわかることによって、食事の温めなおしをしたり、「子どもが寝ているから静かに入って来てほしい」とスマホにメッセージを送ったりできます。ジャストのタイミングで行動できるのが便利です。

防犯カメラ設置には、周囲への配慮や配線の経路確認を

防犯カメラの映る範囲を確認

防犯カメラ設置時には、映る範囲をしっかり確認することが重要です。とくに近隣の家の様子や、プライベートなものが映り込まないように注意して設置場所を決めました。これは、近隣トラブルを避けるために、とても大切なこと。

防犯カメラの配線

そして、配線経路も考えます。どのような経路にするか、どこから電源の引き込みをするか、家の外観や機能を損ねないよう気をつけました。
屋外に設置するものなので、線の劣化を防ぐため、配線カバーもしてあります。

また、防犯カメラによっては設置の仕方が異なります。わが家は強力両面テープで固定していますが、ほかの方法が用いられる場合も。外壁の塗装や資材によっても違うので、ベストな設置方法を考慮する必要もあります。

まだまだ一般家庭に防犯カメラを設置するケースは少ないかもしれませんが、設置することによって、より安心して生活できるようになりました!

今回のレポートを参考に、防犯カメラ設置を検討してはいかがでしょうか。