そろそろ衣替えの季節。クローゼットの中を改めて見渡したら、数えきれない量の服が…そんな人、いませんか?衣替えを機会に、着ない服を処分したいところではありますが、なかなかその決心もつかないもの。まずはいかに効率よく服をしまえるかどうかを考えてみましょう。その際に、整然と整理できれば出し入れがスムーズになるうえ、コーディネートを考えるのもラクになります。

ボトムはユニクロ式のたたみ方をマネするだけできれいにしまえる

今回はとくに、ボトムを効率的にクローゼットにしまう方法について紹介します。このテーマでESSEが注目したのは、インテリアブロガーのひよりさん。たくさんの服を持ちながら、美しい収納システムをつくり上げています。そのポイントは、ボトムのたたみ方!

美しい収納システム
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もともと服はもちろんものが大好きで、捨てたり処分したりするのが苦手だったというひよりさん。
「すっきり見せるために処分するのは、自分には向いていない。だったら、『あるものをいちばんすてきに見える収納にしよう』と考えて、お店のディスプレーなどを参考にしてみようとひらめきました」

ひよりさんがボトムの収納で参考にしたのが、ユニクロ。店頭で使われているたたみ方をマネしてみたところ、きれいにしまえるのはもちろん、引き出しや棚に収納できる量もアップしました。

「ジーンズなど厚みがあるものが均一になって、整って見えます。重ねても斜めにならず、引き出したときにも美しい状態が保てるんです」。そんな魔法のようなたたみ方をご紹介していきましょう。

たたみ方の手順1

たたみ方の手順1

まずポケットの上のラインとジーンズの裾がそろうようにして半分にたたみます。

たたみ方の手順2

たたみ方の手順2

次に輪の方を3分の1程度折り返します。これで全体の厚みが均一に。しまうときは輪を手前にしてしまえばOK!

比べてみると一目瞭然!重ねたときの美しさが違います!

たたんだ画像比較

たったこれだけ! ユニクロ式たたみ方(上)と普通にたたんだ状態(下)を比べてみると、高さが約3分の2ほどになり、ぐんとコンパクトになりました。

「厚みがあるジーンズはもちろん、ボトムはこのたたみ方で統一しておくと、取り出すときもとってもスムーズ。なにより見た目が美しくしまえると、気分が上がって服を選ぶのが楽しくなります!」

いかがでしたか? 

ESSE11月号

の特集「続く収納、続かない収納」では、ボトムのたたみ方以外にも、ひよりさんのきれいに収納できる工夫をたくさん紹介しています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね!