スマホアプリやキャッシュレス。家計管理の方法も多様化している今こそ、昔ながらの家計簿がいちばん! という声も。ESSE読者にアンケートをとったところ、貯め達人は懸賞や風水を使いこなしているという傾向も見えてきました。
ファイナンシャルプランナー・前野彩さん、消費経済ジャーナリスト・松崎のり子さんからのコメントも納得です!

昔ながらの家計簿を愛用している人も多数

家計簿アプリが便利という人がいる一方で、昔ながらの紙の家計簿がつけやすいという意見も。クリアファイルに1日の予算を入れて管理する「クリアファイル家計簿」の利用者もいました。
「自分が続けやすい家計簿なら、どれでもOK。つけっ放しにせず、振り返って自分の買い物グセを見直すことが重要です」(前野さん)

●クリアファイル家計簿で食費減に成功!

ファイルにお札
残金がひと目で見渡せるクリアファイルが便利!
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「2年前から、クリアファイル家計簿を使っています。金額を計算しながら買い物するので最初は少し手間でしたが、自然に予算感覚が身について、月々の食費が7万円から5万円に減りました!」(鈴木陽子さん・仮名・埼玉県・45歳)
<年間貯蓄額/60万円 家族構成/夫(44歳)、長女(15歳)、二女(13歳)>

●ESSE家計簿の愛用者も!
ハリネズミ家計簿
2020年版は人気のリサ・ラーソンが表紙

新年号の付録、ESSE家計簿を愛用しているという読者も。
「年間の出費を書き出せるのがうれしい。医療費の領収書用ポケットも便利です」(神奈川県・28歳)

懸賞や風水も根強い人気!お金に愛される体質に

財布をきれいに保つなど風水にこだわるのも、貯めた人に多い特徴です。
「お金に愛される人は、お金のことをいつも気にかけている人。その意味で、お金に好かれる環境をつくる=金運が上がるというのは十分ありえますね」(松崎さん)

●月に1度、財布の整理&浄化を

財布をふく

「満月の日は実りの日。環境や心の整理に最適のタイミングと聞いて以来、満月の日は財布の中身を全部取り出し、不要なものは処分、財布の浄化をしています。財布自体もふき上げ、ピカピカに。最近は、お財布に入れるのはピン札にして、お札と小銭も大切に扱うように」(池上久美子さん・仮名・東京都・49歳)

<年間貯蓄額/45万円 家族構成/夫(49歳)、長女(16歳)、長男(14歳)>

●保険組合の懸賞が狙い目

当たればラッキーな懸賞応募は、応募者が少ないほど当たりやすく、今はインスタの懸賞なども狙い目。

「健康保険組合発行の冊子は会員限定のうえ、持ち帰る人が少なく、当選確率が高め。1000円のクオカードに10名も枠があるのに応募者は少なそう。よく当たるのであなどれません」(高橋智子さん・仮名・大阪府・39歳)
<年間貯蓄額/85万円 家族構成/夫(41歳)、長女(14歳)、長男(13歳)>

家計管理にもいろんな方法があるなか、貯蓄に成功している人に共通しているのは、自分なりの方法を実践していること。貯めている人がやっていることをそっくりマネしても、貯まるようになるとは限りません。自分に合った方法を見つけて、日々の家計をきちんと管理していきましょう。