ついついものをつめ込んで、乱雑になりがちな引き出し。あけるたびに中の靴下が引っかかるのであけたくなくなった…なんて人もいるのではないでしょうか。

「引き出しの中をアイテムやカテゴリーごとに仕切るだけで、見やすさや取り出しやすさが格段にアップしますよ」というのは整理収納アドバイザーのはなむらあやさん。詳しく教えていただきました。

引き出し収納のコツはとにかく“仕切る”こと

中に入っているものをひと目で把握できて、奥のものまで取り出しやすい引き出し収納。そのメリットを最大限に活かすには、なによりも“仕切る”ことが大切です。

ここでは、セリアの布製ケースを使って引き出しを仕切ってみました。

●簡単に高さが変えられるセリアの布製仕切りケースが大活躍

セリアの布製仕切りケース
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布製でやわらかいのに、しっかりと自立するセリアの「整理収納仕切りケース」。

フリーサイズ(約W22×D32.5×H21cm)、下着用(約W15×D32×H18cm)、ハンカチ用(W12×D32×H18cm)、靴下用(約W9×D32×H18cm)と4つのサイズ展開があるので、引き出しの大きさによって組み合わせて使えるのもうれしいポイントです。

引き出しの大きさによって組み合わせて使える

さらに、このケースは、外側に折り返すだけで好きな高さに調整できるので、さまざまな引き出しにぴったりフィット。

引き出しの高さや、入れるものに合わせて高さを変えてみてください

引き出しの高さや、入れるものに合わせて高さを変えてみてください。

●衣類収納はカテゴリー別に仕切る

衣類収納は、ズボンやトップス、下着など、カテゴリーごとに分けてケースを使うと、引き出しの中がごちゃつかず、すっきりと収まります。ケースの中に入れる洋服は、立てて収納することで、引き出しをあけたときになにがどこにあるのか一目瞭然!

引き出しをあけたときになにがどこにあるのか一目瞭然

こちらは子ども用の引き出しです。スボンやトップスなどの大きいものはフリーサイズのケースに、あいたスペースには靴下用のケースがぴったりだったので、そこに下着類を入れました。

わが家の衣類収納は、引き出しごとに人別で分けて使っています

わが家の衣類収納は、引き出しごとに人別で分けて使っています。「自分の場所」と決められた引き出しをあけるだけで身支度ができるのがポイント。

また、引き出しタイプの衣装ケースを同じサイズでそろえれば、、引き出しの位置を入れ替えるだけで衣替えができるのでとってもラクちんです。

●柔らかい布製ケースなら、ものが傷つかない

柔らかい布製ケースなら、ものが傷つかない

洗面所の引き出しでも、布製ケースは大活躍。ドライヤーやヘアブラシなどの固い素材のものでも、ケースがやわらかいので傷つく心配がありません。

ハンドバッグなら横幅もぴったり

大切なバッグも、布製ケースなら傷つかないので安心。ハンドバッグなら横幅もぴったり。

●細々したものが多いオモチャ収納にも最適

細々したものが多いオモチャ収納にも最適

細かいパーツが多いオモチャも、このケースですっきり収納。子どもが簡単に片づけられるように、ざっくりと仕切るだけでOK!

布製でやわらかいケースなら、片づけのときに、オモチャをボンボン投げ入れても傷つきにくいのでおすすめです。

引き出しの中に入れるだけでグッと収納力が高まる布製ケース。コスパも機能力もバツグンなので、ぜひ試してみてください。