世は、増税で節約モード。ESSE読者300人にアンケートをしたところ、財布がピンチのときの3大節約食材は、モヤシ、ちくわ、豆腐と判明しました。

「でも、節約食材って料理の主役としてはどうなの!?」という皆さんに朗報です!
節約料理マスターに、ちくわを使ったボリューム満点のレシピを教わり、実際にESSEonlineライターがつくってみました。

ちくわとピーマンのチンジャオロースー風
ちくわでチンジャオロースー風!
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節約食材・ちくわを使った簡単おいしいレシピ

●ちくわとピーマンのチンジャオロースー風

弾力のある食感と香ばしさは、まさに肉!(レシピ考案:てんきち母ちゃんさん)

ちくわとピーマンのチンジャオロースー風の材料

【材料(4人分)】


・ちくわ 5本
・ピーマン 6個
・ゴマ油 大さじ1
・A[水3/4カップ しょうゆ、酒、オイスターソース、片栗粉各大さじ1 砂糖大さじ1/2 ニンニク(すりおろす)小さじ1 塩小さじ1/2]

【つくり方】

(1) ちくわを細切りにする。ピーマンはヘタと種を除き、細切りにする。
(2) フライパンにゴマ油を入れて中火で熱し、(1)を炒める。全体に油が回ったら混ぜ合わせたAを回しかけ、とろみがつくまで木ベラで混ぜる。
[1人分97kcal]

<感想>

チンジャオロースーといえば普通牛肉や豚肉を使いますが、家族で満足できるくらいの量となると、材料費がそれなりにかかってしまいます。しかし、ちくわなら比較的安価で購入できるのでお得に感じました。

わが家には食欲旺盛な1歳半の男の子がいるのですが、将来さらに食べるようになったらこのレシピが役に立つと思います。

切るときお肉よりも包丁に脂がつかないので、あと片づけもラクでした。シンプルな材料のみでつくれるので、あともう一品欲しいときや、お弁当のおかずなどにもよさそうです!

●ちくわの磯辺焼き風

ちくわの磯辺焼き風
とろーり!ちくわの磯辺焼き風

おもちトロ~リ! 冷めてもおいしい(レシピ考案:たっきーママさん)。

ちくわの磯辺焼き風の材料

【材料(4人分)】


・ちくわ 16本
・切りもち 3個
・焼きのり 2枚
・サラダ油 大さじ1
・A[砂糖大さじ2 しょうゆ大さじ1と1/2]

【つくり方】

(1) もちを切る。それぞれ半分の薄さに切ってから縦に4等分する。24本に切り出したうちの8本は、さらに半分の長さに切る。のりは縦に8等分に切る。
(2) ちくわ1本に対し、(1)のもちの長さ違いを1本ずつつめる。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を入れて転がしながら焼く。焼き色がついてきたらフタをして火を弱め、5分ほど蒸し焼きにする。
(4) もちがやわらかくなったらAを回し入れて素早くからめる。取り出して、粗熱がとれたらのりを1枚ずつ巻く。
[1人分254kcal]

<感想>

ちくわともち、焼いたおかげかどちらもモチモチして非常にやわらかく、しょうゆと砂糖の親しみやすい甘辛の味と相まって、口の中がなんだか幸せに。
いろいろな食材と相性がよさそうなので、ほかにもカニカマや細切りにした長ネギなどを入れてもおいしいと思います。カロリーが気になるところですが、次回はスライスチーズを入れてみたいと感じました!

年末年始に買う切りもちが余ってしまうことが多いわが家ですが、このレシピを使えば食材をムダにせず使いきれそうです。おもちのおかげでおなかもいっぱいになり満足でした。

今までほとんどちくわを使った料理をしたことがなく、買ってきたものをそのままわさびしょうゆにつけたり、穴にキュウリとチーズを入れたりする程度の食べ方しかしたことがありませんでした。
今回使ってみて、比較的安価に、ボリュームのあるものが作成できたので驚きました。これを機に、ちくわをどんどん食卓に登場させていきたいです。

ESSE11月号

の特集「食費節約ラブ!」では、モヤシや豆腐のレシピや、やりくり上手さんの献立、1週間で買う食材などを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください!