家が散らかっていてごちゃごちゃ…人が来る前には毎回大掃除している! という人、多いのではないでしょうか。

ごちゃつきをごまかすテクニックがあれば、そんな負担も軽くなるはず。ライフオーガナイザーで、おもてなし達人の中村佳子さんの自宅にお邪魔し、スッキリ見える部屋づくりテクニックを教えてもらいました。

カウンター越しに会話する女性の様子
急な来客でも困らない8つのテクニック
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急な来客にも困らない。普段からできるゴチャつきごまかしテクニック

●汚れやすい位置にウェットシートを置く

汚れやすい位置にウェットシートを置いている様子

「動かしやすいワゴン横や、子どもたちがお菓子をよく食べるテレビ回りにウェットシートを設置しています」

汚れたらサッとふけるのがポイント。

●生活感が出る場所の周りにフレームをつくる

自作のフォトフレーム
100円ショップで買ったキャンバス生地に、子どもたちや旅行先の写真を印刷して、フォトフレームを自作しました

キッチンカウンターの壁面は、フレームや雑貨を囲むように配置。

DIYでつくった棚
DIYで棚をつくり、お気に入りの雑貨を並べています

「視線が散るので、ダイニングに座ったときにキッチンが多少ゴチャついてても、気にならなくなります(笑)」

●お客さまから見える収納は見た目重視の収納に

黒のボックスで収納を統一した様子
黒のボックスで収納を統一

お客さまがイスに座ったときに見える収納は、収納グッズの形や色を統一してスッキリと。
「家じゅうの収納を統一するのは面倒ですが、見える範囲だけならがんばれます」

●ゴミ箱はカゴにしてインテリアの一部に

紙ひもで編んだお手製のカゴでつくったゴミ箱

生活感が出やすいゴミ箱は、紙ひもで編んだお手製のカゴ。

ゴミを入れた様子

「市販品にはない特大サイズですが、リビングにもなじむし、口が広くて使いやすいんです」

●子どものゲームはかわいいカゴに隠す

子どものゲームをカゴに収納した様子

インテリアと収納を兼ねるカゴは、ゲーム専用。3つ重ねてテレビ横を定位置にしています。

「出し入れを考え、使用頻度の高い順に重ねています」

●キッチンは革ヒモで目隠しする

アクセサリー用の革ひもをつっぱり棒に巻きつけてのれんにした様子

アクセサリー用の革ひもをつっぱり棒に巻きつけて垂らし、キッチン入り口にのれんを手づくり。

裏側ではつっぱり棒をクギにのせてキープ
裏側ではつっぱり棒をクギにのせてキープ

つっぱり棒は釘にのせるだけで、取りつけも簡単です。

●来客用のスリッパはオシャレなカゴにまとめる

スリッパを持ち手つきカゴにまとめた様子

スリッパは、出しっぱなしでもOKな持ち手つきカゴにまとめるだけ。

「普段は靴箱にしまい、来客時はカゴごと玄関に。出し入れもラクラク」

●サッカーボールは定位置をつくる

サッカーボールを収納した様子

たたきに転がってじゃまなボールは、ゴム製の丸いリングに乗せて固定。

ゴム製の環状パッキン
ホームセンターで購入したゴム製の環状パッキンを滑り止めに

「2個で100円程度のパーツが大活躍。靴箱の下にぴったり収まって、玄関がスッキリしました」

ESSE11月号

の特集「いつでも人を呼べる家になる!」では、中村さんのほかにも、短時間で家が片づくおもてなし達人たちが登場。ぜひこちらもチェックしてみてください!