忙しい毎日でも、手軽かつ家族に喜ばれる朝ごはんをつくりたい! そんな願いをかなえるアイデアを3つご紹介します。簡単ビュッフェ、約10分でつくる固定メニュー、焼くだけでおいしい絶品チュロスまで、すぐに試せる朝食づくりをESSEフレンズエディターの3名に伺いました。
すべての画像を見る(全7枚)好きなものを好きなだけ!ビュッフェ形式の朝ごはん
朝ごはんでビュッフェスタイルを採用しているのは、5人家族の和田ゆきえさん(40代)。果物とヨーグルトだけ用意しておき、パンやシリアル、余ったご飯でつくっておいたおにぎりを早い者順で食べ始めます。
「朝はお弁当づくりがメインなので、朝食の準備は果物を切って出すだけ。日によって食べたいものが違いますし、好みもバラバラなので、このスタイルをとるようにしました」(和田さん、以下同)
パンやシリアルなどの朝食セットはひとつのカゴにまとめ、各々で取るようにしたらラクになったそう。起きる時間がバラバラな家族に合わせ、そのたびにパンを焼いたりする…などの手間もかからなくなったといいます。
「子どもたちもその日で食べたいものを自由に選べます。『今日はパンの気分じゃないのに』と言われることもなくなりました」
寝起き1秒でキッチンに立てる!?10分で完成「固定メニュー」
管理栄養士の資格をもつ、4人家族のさいきかよこさん(40代)。息子・娘と一緒に朝ごはんを食べるときは、基本的に和洋2パターンでローテーションさせています(夫は朝食をとらないタイプ)。
●約10分でつくる和食献立
ご飯を解凍する約5分間で、おかずも一緒に調理。コンロの左側で前日夜に多めにつくっておいた野菜たっぷりの汁物を温め、コンロ右側でだし巻き卵だけつくります。
「ごはんのお供に塩昆布や梅干し、昨夜の副菜が登場することも。トータル10分もかからないくらいで完成します」(さいきさん、以下同)
●約10分でつくる洋食献立
バナナ、ブドウ、イチゴなどのフルーツをカットして盛りつけ。食パンを焼くときは2分トースターにかけ、お皿に盛ります。その間に目玉焼きやオムレツなどの卵料理もつくります。
「前日に汁物がない日や、パンが食べたいときは洋食です。子どもたち用のミルクや自分用のホットコーヒーを添えれば完成。こちらも調理時間は10分もかからないくらいです」
この朝食を採用したきっかけは、献立を考えることにストレスを感じたからだそう。
「パターン化すれば買い物もラクですし、1日・1週間といったトータルで栄養バランスが保てたらいいや、と割りきりました。朝が強くないので、なにも考えずにキッチンに立ててラクです」