片付けが苦手で、長年“汚部屋”で暮らしてきたというもるさん(30代)は、夫・子ども2人の4人家族。新居への引っ越しを機に、大規模な「捨て活」を決意したものの、「そもそもなにから手をつければいい?」という問題にぶつかったそうです。そんなもるさんが、家を見違えるほど片付けることができたステップについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)ものを捨てる前に、まず「片付けの方法」を学ぶ
私は30年間、片付けが苦手なまま過ごしてきました。机の上は常にものが山積み、ひとり暮らしの部屋も足の踏み場がない状態。そんな私が新居への引っ越しをきっかけに「今度こそ片付けたい」と決意しました。
子どもが0歳と2歳で手いっぱいななか、思いきってインスタグラムに散らかった部屋の写真を投稿すると、意外にも大きな反響があり「がんばって!」と応援の声も届きました。それによって片付けをやめるわけにいかなくなり(笑)、本気で片付けに向き合うことにしました。
そこで初めて知ったのは、収納用品を買ってくることでも、手当たりしだいにものを捨てることでもなく、「正しい片付けの方法を学ぶ」のが大切だということでした。
片付けが続かない原因がわかり、リバウンドなしに
私にとって片付けがうまくいかない理由は、「目標設定」と「手順」の間違いにあったと感じています。以前は、片付け=収納ボックスを買ってものをつめるだけで満足していましたが、それではすぐにリバウンドしてしまうのです。
そこで私が実践したのは、以下の5ステップ。
・1:準備運動(目標設定)…部屋を片付けて、どう暮らしたいかをイメージする。
・2:整理…ものを1つ手放すことから始めて、使用頻度ごとに仕分ける。
・3:収納…よく使うものから順に、使いやすい場所を定位置にする。
・4:片付け…決めた定位置に必ず戻すことを習慣づける。
・5:インテリア…整った空間を楽しみ、快適さをキープできるように意識。
この順番で進めたことで、初めて片付けが継続できるようになりました。