人より疲れやすかったり、考えすぎだと言われたり。そんな繊細さんこと、HSP(Highly Sensitive Person、とても敏感な人)について心当たりはありませんか? HSPは病気でも性格でもない気質のことを指すため、自分や周りの人間がHSPだとしても、むやみに思いつめる必要は全くありません。ここでは、「イラスト版繊細さん」から、繊細さんが生きやすくなるためのコツを紹介していきます。今回は不機嫌な人との距離感についてです。

繊細さん
他人の顔色を気にしがちな「繊細さん」。不機嫌な人を目の当たりにしたとき、どうすればいい?
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不機嫌な人の近くにいると緊張します

「職場に不機嫌な人がいて、同じ空間にいるだけでぐったりする」

「キツイ言い方をされたり、八つ当たりされやすい」

こうした悩みを抱える繊細さんもいます。繊細さんは、まわりの人の感情に気づくからこそ、なんとかしなければと「明るく声をかける」「不機嫌な相手ほど手厚く対応する」といった行動をとりやすいです。

でもじつは、そうやって対応すればするほど、相手は繊細さんに寄りかかります。「私の機嫌をあなたがなんとかしてよ!」とばかりに、些細なことに文句を言ったり、八つ当たりしたり。相手に配慮するという繊細さんの長所が、不機嫌な相手に対しては裏目に出てしまうのです。

コツ1:「この人機嫌悪いなー」と思って、放っておく

繊細さん

その人の機嫌は、その人のもの。誰かが立て直し続けることはできない。心理的に距離をとって、「ふーん」ぐらいに思っておく。

コツ2:物理的な距離をとる

繊細さん

お手洗いに立つ、他の場所で作業するなど、できるだけ相手から離れたほうが心穏やかに過ごせる。家族の機嫌が悪いときは、お散歩や買い物などで外出してしまおう。

コツ3:相手ではなく自分をケアする

繊細さん

相手にかまうのをやめて、自分が受けたダメージを癒そう。穏やかな人と話す、ハンドクリームを塗るなど自分が落ち着ける方法で。

イラスト版「繊細さん」の本』では、発行部数60万部以上を突破した『繊細さんの本』で紹介されているノウハウをイラストでわかりやすく紹介。あれこれ気にしてしまう「繊細さん」が生きやすくなるコツがたっぷり詰まった1冊です。

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