洗濯は、家族がいると毎日エンドレスで続く煩雑な家事。家族の人数が多いほど洗濯物の量は増え、干したりたたんだりする作業も比例して増える一方です。約2年前に注文住宅を建てたESSEonlineライターの佐藤望美さんは、なんとかして洗濯をラクにできないかと考えた結果、洗濯室に可動式のハンガーパイプと棚を設置することに。洗濯の家事動線がサクサクはかどることになった、おすすめ設備について詳しくご紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)重い、暑い、虫問題…外干しのストレスを軽減したい
夫と小学生2人と暮らす筆者は、約2年前に注文住宅づくりを実施。延床面積は86.94平米(約26坪)で、水まわりは1階にすべてまとめています。
基本的に外干し派ですが、重い洗濯物をまとめて外に運んでひとつずつ広げていくのは手間がかかる…。しかも春夏は日差しや蚊も気になるので、外に出る時間をなるべく短縮したい。以前からそう思っていたのです。
そこで、洗濯機の上のあいたスペースに可動式ハンガーパイプと可動棚を設置する計画を立てました。
ここにハンガーパイプがあることで、洗濯機のすぐ前で洗濯物を広げながらそのままハンガーにかけていくことができるんです。
ピンチハンガーもハンガーパイプにかけ、靴下などの細かい洗濯物を出したそばからはさんでいきます。そうしてかけ終わったら、ハンガーをまとめて持って外に干しに行くだけ。タオル類は洗濯機から出しながらパンパンと広げ、こちらもまとめて外干しの洗濯スタンドへ。
洗濯機の前から一歩も動かず、外で干す準備が完了できてしまいます。
このハンガーパイプは収納まで兼ねているところが、さらに気に入っているポイント。
これまでハンガーはボックスに入れたり、物干し竿にかけたままにしたりといろいろな収納を試してきましたが、パイプにかけておくのがいちばんスッキリ。劣化も防げるし、ハンガー同士が絡まって取り出しにくいということもありません。