メイクコーナーはつい化粧品や小物でごちゃごちゃしがちですが、1日を始める場所でもあるだけに、整然と片づけておきたいもの。ましてやそのスペースが、人の目にも触れるオープンな場所だったら…。自分が日々使う道具を置いておいても、散らかって見えないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

整理収納アドバイザーで、ルームスタイリストでもある瀧本真奈美さんに、収納力がありつつ、すっきりおしゃれに見えるメイクコーナーのつくり方を教えてもらいました。

ごちゃつきがちなメイクコーナーを、すっきり収納するテクニックとは

メイクコーナー
すべての画像を見る(全6枚)

瀧本さんのお宅では、一室空間になっているLDKの、キッチン寄りにあるリビングのつくりつけの棚をメイクコーナーにしています。置いてある収納グッズを茶色ベースに統一しているので落ち着いた雰囲気。また、部屋から悪目立ちしがちなカラフルなメイクグッズもすべて隠れています。

●ポイントは、リズムよく並べること

ヘアアクセサリーやケア用品はボックスを3つ並べて収納

上の棚には、左側にヘアアクセサリーを入れたカゴ、右側にケア用品を入れた木箱を、それぞれ3個ずつ配置して収納しています。「正面から見たときに、並びが軽やかで、この場にうまく溶け込んでいると思いませんか?」。見た目がおしゃれなカゴですが、なんと100円ショップでも購入できます。

3つ並べて収納

大きな箱をひとつ用意するよりも小さな箱を棚に並べる方が、「おしゃれなうえに、仕分けもできて便利です」。

●お弁当用のシリコンカップで仕切って使いやすく!

引き出しをメイクボックス代わりに

化粧品は、鏡台の引き出し2つに収納。

弁当用のシリコンカップを仕切りに

「仕切りに使っているのは、じつは100円ショップで手に入れたお弁当用のシリコンカップ。右側の引き出しには、毎日使うアイテムを入れているのですが、使う順に配置することで使いやすくしています」。

●マスキングテープホルダーを薬入れに

マスキングテープホルダーを薬入れに

メイクコーナー横の棚には、100円のマスキングテープホルダーにあき缶を並べ、緊急時に必要な医薬品をセットしています。フタをつけずに斜めに置いているので、ワンアクションで取れるのが便利と瀧本さん。