つっぱり棒を使って暮らしの「困った」を解消してみませんか? お話を伺ったのは、築31年の賃貸マンションで、3匹の保護猫と暮らしているフォトスタイリストのヤノミサエさん。今回は重たいものでもつるせる、つっぱり棒の便利な使い方を教えてもらいました。

ボトル類もつるしてスッキリ!
ボトル類もつるしてスッキリ!
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1:重たいものをつるすなら耐荷重をチェック!

洗濯機上

つっぱり棒を選ぶときは、必ず「耐荷重」をチェックしましょう。わが家では、洗濯機上のデッドスペースにハンガーをつるしているのですが、「バネ式」では耐荷重がたりずに落下してしまいました。

そんなときは、つっぱり棒のパイプを伸ばしてネジで固定する「ジャッキ式」がおすすめ。つっぱり棒の長さをネジでいったん固定してから棒を伸ばして壁につっぱるので、重たいものをつるすことができます。「ジャッキ式」に変えてからは、ハンガーのほか、濡れた洗濯物を数枚つるしても落下しなくなりました。

2:重たいボトルもつるしてスッキリ!

バスルーム

バスルームにも「ジャッキ式」のつっぱり棒を使って、シャワーカーテンとボトルラックをつるしています。
ボトル類をつるしたことで狭いバスルームが広く使え、ボトルの底も常に乾くようになり、ヌメリも解消! このつっぱり棒に洗濯物をつるして乾かせるようにもなりました。

ボトル

耐荷重がしっかりしたつっぱり棒は、直径が太めです。つるしたい物のフックが引っかからないこともありますので、購入する前には必ず棒の直径をチェックして、つるしたいものが引っかけられるかどうか確認しましょう。

3:サイズが合わない場合はS字フックを利用

グリーン

リビングには耐荷重がある「バネ式」を使って、グリーンをつるしています。「ジャッキ式」は壁にしっかり圧力がかかるよう、棒の両側が平たいパーツになっていることが多いのですが、見た目が少々野暮ったくなりがちです。

耐荷重のある「バネ式」を選べば、棒の両側がスッキリします。

フック

つるす植物のフックが小さく、つっぱり棒に引っかけることができなかったので、大きなサイズのSフックを使ってつるしています。