荷物を軽量化するコツや予定の組み方など、ひとり旅初心者の女性でも楽しめるアイデアをご紹介。年に一度は必ずひとり旅をしているという、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの宮入京子さん(現在50代)は、先日寝台列車を利用してひとり旅をしたそう。そのときの様子を振り返るとともに、ひとり旅のマイルールについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)整理収納の考え方を「旅の荷物」にも反映
先日行った「寝台列車のひとり旅」は、50歳をすぎた私には大冒険でした。東京駅から出雲市駅まで約10時間、「サンライズ出雲」に乗車した瞬間から楽しめる、最高にぜいたくなひとり時間。とくに、日の出とともに起床したときに見た車窓からの景色は感動的でした!
そんな私が、整理収納アドバイザーとして重要視しているのは「いかに旅行の荷物を軽くできるか」です。荷物を必要最小限にまとめ、ホテルでの準備や片付けをラクにするために実践していることは以下です。
●衣類はコーディネートを決めてから準備
私は、基本的にスーツケースはホテルに預け、リュックひとつで観光しています。
衣類は2泊3日なら、2パターン分の服とストールなどの小物を組み合わせることで、少ない荷物でもバリエーションが楽しめます。
また、移動や長時間歩くのにも対応できるよう、軽くてシワになりにくい素材を選ぶようにします。冬は防寒のために重ね着で調整できるアイテムも用意します。私は寒がりですが、歩いていると暑くなるので、ライトダウンの上に軽めのコートとマフラーで調節しながら歩きます。
●ホテルのアメニティをフル活用
荷物を減らすため、ホテルにあるものはすべて利用します。荷造りも、ホテルの備品を事前にチェックした上で行います。スキンケアや細かい生活用品を準備するのは意外と時間がかかり、帰宅時も片付けの手間がかかるため。2、3日の旅ならアメニティの化粧水と乳液などを使用します。
その代わりに、自宅でなかなかできないシートマスクや試供品のクリームなどを持参し、ホテルでのリラックスタイムに使用します。試供品は、旅行で減らせるチャンスとも言えますね。
●スーツケースは予備スペースを必ず確保
現地で買ったお土産や資料などが増えることを考えて、スーツケースには余裕をもたせておきます。旅の荷物が軽いほど、移動もスムーズになると実感しています。