ちょっとそこまでの買い物も眉だけは描く、という人が多いほど、眉毛は大事なパーツ。同時に、悩みを抱えている人が多い部分でもあります。きちんと眉を描いてるはずなのに、なぜ自信がもてない…そんな人のために美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに解決法を聞いてきました。

3つのポイントを押さえるだけ!ズボラでも美眉が完成!

「毎日、眉山のとり方、眉尻の長さなど、セオリーどおりに描いているはずなのにイマイチ垢ぬけない…。そんな苦手意識を抱えている方がとても多いんです。眉は顔の印象の8割を決める大切なパーツです。とはいえ、毎朝きっちりラインをとって左右対称に、なんて時間がとれない人も多いはず。普段の眉メイクは、そんなにがんばらなくていいんです!」と、玉村さんは話します。

ポイントは「濃さ」「眉下ライン」「眉頭の左右の高さ」の3つ。
「ここさえ押さえれば、だれでも簡単に垢ぬけた美眉に! 顔の印象を左右するパーツだからこそ、ガラッとイメチェンできるんですよ。ぜひ試してみてくださいね!」

<BEFORE>印象に残らない…普通の母ちゃん

女性硬い表情
いつもの眉メイク。間違っているポイントとは?
すべての画像を見る(全5枚) 【ありがちNG!】眉の色が薄い 

色が薄いとぼんやりした印象に。眉を抜きすぎていたり、控えめに描きすぎているほか、アイブロウの色選びを間違えている可能性が。

【ありがちNG!】眉頭の位置がズレている

眉頭の左右の距離、高さ、角度が違うと、それだけでちぐはぐな印象に。顔の印象に影響するため、顔全体がバランス悪く見えてしまいます。

【ありがちNG!】眉下ラインがぼやけている

眉下のラインがあいまいだと、眉と目の間が間延びして見えます。顔全体がボヤッと広がって見えるばかりか目力も弱く、老けた印象に…。

ササッと描いた眉でも、次の3つのポイントさえ守れば、イマドキの美人眉をだれでも簡単につくれます!

<AFTER>イキイキとした表情のキレイな母ちゃんがこちら!

女性優しい表情

眉メイクを変えただけで印象が激変しました。

ルール1 アイブロウパウダーを重ね塗りして立体感を出す
眉にアイブロウ

アイブロウパウダーでベースの眉を描いたら、さらに眉の黒目の上部分だけにちょいたし。眉に立体感が出るうえ、黒目が強調されて目力もアップ!アイブロウパウダーは、髪よりもワントーン明るめを選ぶと、眉だけが主張することがありません。

ルール2 眉下ラインを描いて目力アップ!
眉に眉ペンシル

眉頭から1cm離れたところから眉尻まで、眉下ラインをアイブロウペンシルで優しく描きたします(しっかり入れると強調されすぎるので注意)。眉が濃い人はパウダーで描くと自然な仕上がりに。目と眉の距離を縮めることで目力がアップし、ぼんやり顔から脱却!

ルール3 左右バランスは眉頭の高さを合わせるだけでOK
目とまゆアップ

眉頭の高さと距離を合わせるだけで、眉山や目尻が多少ズレても、バランスよく見えます。たりない部分を描きたしたり、はみ出している部分をカットして「高さ」と「鼻の中心からの距離」を揃えましょう。