春を前に、荷物が増えがちな季節です。
「狭いけど、とにかく部屋を片づけたい!」「収納が少なくて、ものが収まりきらない!」…そんな悩みのある人におすすめしたいのが、つっぱり棒収納。

簡単に、壁も傷つけることなく思い通りのスペースをつくれるワザの数々を教えてくれたのは、日本一つっぱり棒に詳しい"つっぱり棒博士"こと竹内香予子さん。
読者の悩みにこたえるつっぱり術を披露してもらいました。

収納倍増!「つっぱり棒」で部屋がきれいになった

「子どもたちの荷物が収まらなくて…」と悩んでいた読者・Iさん。とくに7歳・5歳の息子たちのクローゼットは、ぐちゃっと収納されていて、ママの手を借りないと下着も洋服も選べない状態です。
「どうしていいかわからないときは、移動可能なつっぱり棒や棚が便利です」と、救いの手を差し伸べたのは、つっぱり棒博士こと竹内香予子さん。「部屋や家具に傷をつけず、自在に収納を増やせるので、使わない手はありません」
つっぱり棒で、収納を倍増させたテクを見てみましょう。

●子どものタンス:つっぱり棒で中を仕切ったらひと目で服が選べるように

【Before】

タンス
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子どもの下着や給食袋などが、ルールなしで投げ込まれ、欲しい服が探し出せなかった引き出し。

【After】

きれいなタンス
つっぱり棒で区分

つっぱり棒で交通整理。右から、ソックス、下着、Tシャツ、袋類と分類し、畳んで入れれば、子どもが自分で身支度できるように。

子どものタンス

タオルハンカチは、100円ショップの箱と組み合わせて、さらに見やすく、整理しやすくしました。

●子どものクローゼット:つっぱり棒+100円チェーンで衣装かけを2倍に

【Before】

クローゼット

クローゼットは、奥のものが取り出せませんでした。

【After】

整理されたクローゼット

つっぱり棒とチェーンやスノコの合わせ技で解決!

備えつけのポールに、結束バンドでチェーンを固定。その先につっぱり棒をとおしたら、服をかけられる量が2倍になりました!

これで上着もラクラク選べます

これで上着もラクラク選べます。

●子どものクローゼット:つっぱり棒をスノコで支えて引き出しを作製

カゴで引き出しを作製

カゴで引き出しを作製。棚板を支えるつっぱり棒を両サイドでサポートするのはスノコ。

多少乱暴に出し入れしても落下しません

多少乱暴に出し入れしても落下しません。

ものが収まった部屋を見て、「これなら自分でも片づけ続けられそう」と、Iさんも息子さんたちも大満足。

ESSE4月号

では、これ以外にも「最新のつっぱりテク」を使った収納力倍増アイデアを大公開。新生活でものが増えそうだったり、すでに収まりきっていないなら、つっぱり棒で即解決できますよ。