竹内涼真さん主演の人気ゾンビサバイバルドラマ『君と世界が終わる日に』。これまで3シーズンにわたり放送・配信されてきましたが、3月19日には日本テレビ系にて『君と世界が終わる日に 入門編 完全新作SP』が放送予定。さらに、このSPドラマ終了後にはHuluにて待望のSeason4の独占配信がスタートします!
『君と世界が終わる日に 入門編 完全新作SP』。柄本時生さんインタビュー
すべての画像を見る(全5枚)この『君と世界が終わる日に 入門編 完全新作SP』に出演するのが、話題作に多数出演し、俳優として活躍中の柄本時生さん。今回は、柄本さんにスペシャルドラマの見どころや、ご自身が演じる「エース」など作品についてはもちろんのこと、今年やってみたいことなどたっぷりとお話を伺いました。
●考えることをやめなくていいんだ、と思った
――これまでSeason3まで続いている『君と世界が終わる日に』ですが、最初にオファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか?
柄本時生さん(以下、柄本):俳優を始めてから映画はよく見るので、「ゾンビ倒せるんだ!」というのは思いましたね。やりたい、というよりは「多分どこかでやる機会はあるんじゃないかな…」と少し考えていたところはあります。
――人気シリーズのスペシャル版ということですが、本作の台本を読まれたときの感想を教えてください。
柄本:今までのシーズンはシリアスな感覚でつくられていたと思うんですけど、僕という「エース」が入ったことで少しコメディチックになり、フラットにゆったりと観られるものにはなったのかな、と思います。
最初に台本を読んで、「冒頭、僕、喋るんだ!」と思いましたね(笑)。ナレーションを担当しているんですけど、そこから台本がおもしろかったです。なんというか、「ああ、こういうことか」という始まりで、ものすごくわかりやすくて、これは見やすいなと思ったのを覚えていますね。
――柄本さんが演じる「エース」は、ヒーローに憧れる元オタクゲーマーということですが、演じていく中で、エースに対するイメージは変わりましたか?
柄本:それはあまり変わらなかったですね。ただ、監督に言っていただいて印象に残っていたことがひとつあって。最初、海辺のシーンだったんですけど、テストが終わったあとに監督が僕のところに来て「本通りだとその通りなんですが、ちょっと変えましょう」という話をされたときは、「考えることをやめなくていいんだ」うれしかったのを覚えています。
なんていうんですかね…新宿行きの電車に乗って新宿に着く、みたいな(笑)。そりゃあ着きますけど、それからどうしますか? っていう。丸の内線に乗りますか、それとも歩きますか、とか選択肢があって、その「先」のことを監督が考えていらっしゃるのがすごくうれしかったです。