浴室は浴槽のサイズや、オプションでなにを選ぶかで、満足度が全然違ってきます。2年前に地元工務店で家を建てた、子育て世代の日刊住まいライターは、1.25坪タイプにしてワイド浴槽を採用。さらに調光できるダウンライトを取り入れて、大満足の入浴時間を楽しんでいます。一方、浴槽のベンチや採光のための窓に関しては後悔も。詳しく語ります。

筆者の家の浴室の配置
筆者の家の浴室の配置。1.25坪あるので浴槽も洗い場も広々!
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浴室は1.25坪にして大正解。子ども2人とゆったり入れる!

1.25坪の浴室

筆者は2年前に地元の工務店で家を建てました。浴室にはリクシルのアライズというシステムバスを採用。1坪にするか1.25坪にするかで悩みましたが、大人1人と子ども2人で入ることが多いので、1.25坪にしました。実家の浴室が1坪で、家族で入ると洗い場が狭いなと感じていたからです。

結果は大満足。2人の子どもたちが遊びながらでも、洗い場でゆったり体を洗うことができます。ちなみに洗い場は縦100×横160㎝です。

床は、標準のキレイサーモフロアに。ひんやりしないと説明を受けて採用しましたが、本当にひんやりしません。筆者の住む東北で冬はマイナスになります。しかし、一度もお風呂の床が冷たいと思ったことはありません。

 

ワイド浴槽

浴槽はワイド浴槽(ベンチつき)にしました。子どもと3人で入ってもゆったり入れるのでおおむね満足です。

ただ、ベンチのことで後悔も。ベンチがある方が未就学児の子どもが座れるし、水量が抑えることもできるので、経済的にもよいと思い選択したのですが…。

毎日使っていると、ベンチなしにすればよかったと思うように。窮屈ではないですが、ベンチなしであれば、3人でも浴槽にもっとゆったりと入れたはずです。

 

棚をつけない選択。心配だったが、正解だった!

水栓の上部に棚

水栓の上部に棚があるのが一般的なお風呂だと思います。わが家でも当然つけようと考えていました。しかし、妻は掃除が面倒なのでつけたくないという意見。

標準でついているので、除いても減額されないし、「とりあえず、つけておいたほうがいいのでは?」と最後まで思っていました。しかし、暮らしてみるとなくてまったく問題ありませんでした。

ある程度のものはコーナーのステンレスの棚に置けるし、シャンプーなどは壁につけられるディスペンサーを利用できるからです。むしろ棚がないことで、広く感じることができますし、棚の掃除が省けて快適。

 

LED調光ダウンライトのオプションは、8万円の価値あり

浴室と浴槽を広くした以外で費用をかけたオプションは、LEDの調光ダウンライトです。オプションで、追加費用が8万円ほどかかりました。

 

暖色にしたLED調光ダウンライト

こちらは、LED調光ダウンライトを暖色にしたときの浴室です。

 

白色にしたLED調光ダウンライト

そして、LED調光ダウンライトを白色にしたらこんな感じに。

 

調光パネル

浴槽脇にある調光パネルで、浴室の雰囲気を変えることができます。

高くて悩みましたが、採用してよかったです。ライトが白色と暖色に変更できるのと、調光式で暗くできるので、夜にひとりで入るときには、かなりリラックスできます。

とくに仕事で疲れて帰ってきて、ゆっくりと入浴しているときに、つけてよかった実感。

 

浴室乾燥機とアクセントパネルは追加しなくてよかった

逆につけなくてよかったのは、浴室乾燥機と追加のアクセントパネルです。浴室乾燥機は電気代がかかると聞いたので、やめました。そもそも、わが家はマンションに住んでいるときから使わなかったので不要。雨の日には、部屋干しすればよいと思っています。

アクセントパネルについては、1面は標準でしたが、それ以上にするとオプションとなるので、悩んだ末に標準の1面のみとしました。

暮らしてみると、とくに気になるようなことではありません。よほどのこだわりがない限り、オプションで追加費用をかける必要はないと感じました。