普段から「ポイ活」をされているという方も多いのでは? でも、いろんなポイントがあって絞れない、難しいという声も。「PayPay経済圏」と「楽天経済圏」だとどちらのがおトクなのでしょうか。そこで、節約アドバイザーの丸山晴美さんにお話を伺いました。

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利用するなら「楽天経済圏」VS「PayPay経済圏」。どっちがおトク?

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多くの人が利用する「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」。いったいどっちがおトクなの?(※画像はイメージです)
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ここ数年でにわかにサービスを拡大しているPayPay経済圏。楽天経済圏をずっと利用してきたけど乗り換えた方がいい? 実際のところどっちが使いやすい? お金のプロに聞きました。

●楽天経済圏とPayPay経済圏が提供するおもなサービス名(2022年9月現在)

表

SoftBankポイントがPayPayポイントに交換できる

●ポイントが貯めやすく、使いやすい楽天経済圏がおトク

イラスト

「〇〇経済圏」を利用するとは、買い物などの支払いを通じてポイ活をすること。ポイント還元率は、楽天経済圏とPayPay経済圏で甲乙つけがたいので、ポイントの貯めやすさと使いやすさでおトク度を判定します。

楽天経済圏のサービスにはすべて上の表のように「楽天」の名称が入っており、楽天ポイントが貯まるサービスが一目瞭然。ネット通販は楽天市場、携帯電話は楽天モバイルなど迷わず選ぶことができます。

また、ポイントカードを提示すれば、支払い方法に関係なくポイントが付与され、ポイントが貯まるポイ活アプリも充実。貯めたポイントは、楽天カード以外のクレカや現金で支払った場合でも1ポイント=1円相当で利用できます。

一方、PayPay経済圏のサービスには「PayPay」が入っていないものもあり、わかりにくいのが難点。またPayPayポイントはPayPayで支払った場合(クレカ払いやコード決済)のみ付与され、ポイントはPayPayでの支払いでしか使用できません。

ということで、貯まりやすさと使いやすさの点に関しては、楽天経済圏がおトクといえます