気温の高い季節は、お弁当に入れるおかずにも気をつかうもの…。ここでは、料理研究家・上田淳子さんに聞いた、夏でも安心して持たせられるお弁当おかずを2品紹介します。ボリューム満点のお肉おかずは子どもも大喜び間違いなし! しっかりと汁気を飛ばすのがポイントです。

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お弁当にぴったり!傷みにくい“肉おかず”

お弁当のボリューム感をアップさせる肉おかずは、中までしっかり加熱することと、できるだけ汁気を飛ばすように加熱調理するのがポイント。酢や梅干しを味つけに使うのもおすすめです。それでも汁気がある場合はきってからつめて。一緒に調理する野菜もよく加熱しましょう。

●豚こまのしぐれ煮

 

豚こまのしぐれ煮
豚こまのしぐれ煮
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ご飯がすすむ濃い目のしょうゆ味。

【材料(1人分)】

  • 豚こま切れ肉 80g
  • サラダ油 小さじ1/2
  • A[みりん大さじ1 しょうゆ小さじ2 酒大さじ1/2 砂糖小さじ1]

【つくり方】

(1) 豚肉は大きいものは食べやすくひと口大に切る。

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を入れて炒め、肉の色が変わったらAを加える。ときどき混ぜながら、汁気がほぼなくなるまで炒め煮にする。

[1人分280kcal]

 

●ミニハンバーグ

ミニハンバーグ

火のとおりやすいひと口サイズ。ケチャップソースを煮からめて。

【材料(1人分)】

  • 合いびき肉 100g
  • パン粉 大さじ2
  • 牛乳 大さじ1
  • 塩、コショウ 各少し
  • サラダ油 小さじ1
  • A[トマトケチャップ大さじ1/2 中濃ソース小さじ1]

【つくり方】

(1) ボウルにパン粉、牛乳を入れ、パン粉がやわらかくなったらひき肉、塩、コショウを加えて練り混ぜる。3等分して、直径5cmくらいに丸く成形する。

 

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を並べ入れ、2~3分焼いたら上下を返してさらに2~3分、中まで火がとおるまで焼く。Aを加えてからめながら汁気を飛ばし、火を止める。

[1人分350kcal]

 

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