ドラマやCMで引っ張りだこの松重豊さん。家ではボストンテリアのチャイと、アメリカンカールのぶんという2匹のペットと暮らしています。松重さんいわく、「うまくいっていない夫婦のような関係」だという、2匹の愛しいペットのこと。そして、一緒に過ごす幸せな時間について、聞いてみました。
すべての画像を見る(全5枚)うまくいっていない夫婦のような関係の、犬ネコ2匹と織りなすうるわしの日々
2011年に家族に迎えたボストンテリアのチャイちゃん、6年前にネコ派の奥さまたっての希望で訪れたペットショップで出会ったアメリカンカールのぶん君と暮らす松重さん。
「チャイが来た翌日に東日本大震災が起きたので、一緒に避難できるよう大きめのキャリーをハウス代わりに使っています」
また、ぶん君を連れ出したときの脱走予防として、嫌がられながらもハーネスとリードをつけて慣れさせる訓練も。
「いつもぶんからチャイにちょっかいを出してバトルが始まっちゃう」。
体重差があるのでマウントされると分が悪くなるぶん君。すると「参りました」という神妙な顔をしておとなしくなったと思いきや、一瞬のすきをついてチャイちゃんの首元をがぶっとかんで反撃。松重さんが2匹の間に入って、なだめ役を買うこともしばしばです。
「仲がいいわけじゃないけど、なんとか共存している。うまくいっていない夫婦のような感じですね」
ソファやベッドの上に乗らないようにしつけられているチャイちゃんですが、「僕らが外出から帰ってくると、ベッドで寝ていた形跡があるんですよ。『お前どこで寝てたんだよ』って聞くと、そそくさとハウスに入って知らん顔(笑)」。
ペットがいる人生といない人生ならば、いる人生を過ごしたほうがよりいろんなものに気づけると思うと話す松重さん。
「真冬でも散歩しなきゃいけないし、旅行に行こうと思っても預けるところがないと不自由はするけど、それを差し引いても犬とネコのおかげで笑った時間っていうのはなにものにも変えられないですよ」