お弁当に揚げ物を入れたいけれど、忙しい朝に揚げ物をつくるのは手間がかかりますよね。そんなときにおすすめなのが、つくりおきの衣を使った「揚げない揚げ物」。ラクチン弁当が人気の料理研究家・藤井恵さんが教えてくれました。油を控えたい50代やダイエット中の方にもおすすめです!

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“つくりおき衣×電子レンジ”で揚げないトンカツ弁当

サクサク衣の揚げ物が入ったお弁当は、食欲をそそるメニュー。でも、「朝から揚げ物は大変そう…」「揚げ物を食べたいけど、油は控えたい…」そんな人も多いですよね。

そこで、ラクチン弁当の達人、料理研究家の藤井恵さんが教えてくれたのが、「揚げないトンカツ弁当」。

「揚げずにつくれる秘密は、つくりおき衣と電子レンジ。から炒りした衣をつくりおきしておくと、とってもラクですよ。つくりおき衣を使えば、朝の調理は電子レンジでOK! 忙しい朝でも簡単においしい揚げ物がつくれます」

このつくり方なら、普通に揚げるよりも油の使用を少なくできるので、油を控えたい50代やダイエット中の人も、罪悪感なくおいしく食べられます。

●つくりおき衣

つくりおき衣
つくりおき衣
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【材料とつくり方(つくりやすい分量)】

フライパンにパン粉適量を入れて中火で熱し、こんがりと色づくまでから炒りする。

【保存】

冷蔵保存:保存容器に入れ、約1週間保存可能

冷凍保存:冷凍用保存袋に平らにして入れ、約2か月保存可能

加熱前にまぶせばOK!
加熱前にまぶせばOK!

●豚こまトンカツ風弁当

弁当
副菜にはキャベツのおかずを

【材料(1人分)】

★豚こまトンカツ風(1人分361kcal)

  • 豚こま切れ肉 100g
  • A[マヨネーズ、小麦粉各大さじ1 オイスターソース小さじ1]
  • つくりおき衣(上記参照) 大さじ3
  • サラダ油 小さじ1
  • 中濃ソース 適量

★キャベツの赤ジソあえ(1人分22kcal)

  • キャベツ 2枚(100g)
  • 赤ジソふりかけ 小さじ1/2

【つくり方】

 

キャベツ

(1) キャベツは3~4cm四方に切って耐熱容器に入れる。赤ジソふりかけをかける。

 

肉

(2) 豚肉は、混ぜたAをからめ、3等分にして約1cm厚さの楕円形にする。つくりおき衣を押しつけるようにまぶし、耐熱皿にのせてサラダ油をかける。

 

(3) (1)はラップをかけ、(2)はラップをかけずに、電子レンジで2つ一緒に4分(600W)加熱する。取り出してそのまま1分おく。キャベツはよくからめて汁気をきり、トンカツ風は中濃ソースをかける。

 

Youtube「ESSEチャンネル」では、藤井恵さんの、電子レンジでつくれるお弁当の実演動画『お弁当応援! ライブ』を公開中。レンチン4分でつくれる「鶏モモの照り焼き弁当」「鮭のゴマみそ弁当」のつくり方や、お弁当づくりのコツなどを紹介しています。

また、別冊ESSE『超速! レンチン弁当』(藤井恵さん著、扶桑社刊)では、つくりおき衣と電子レンジを使ったお弁当レシピなど、レンチン4分で2品同時につくれるお弁当レシピを多数掲載しています。

2品同時にハイ! でき上がり 超速! レンチン弁当

おもな材料は2つだけ。分量はすべて100g。電子レンジの加熱時間はすべて4分。つくり方の流れが同じだから、面倒なお弁当づくりがラクに続けられる一冊。
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