日々のケアが大切な美容ですが、年齢を重ね、その向き合い方は変わってきます。 50代ブロガーの中道あんさんが心がけている美容への意識について教えてもらいました。

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50代の美容。私が日々心がけていること

50代前半はほんの少しシミのように見えていたものが、50代後半になるとハッキリと浮きあがってきました。

「あぁ、やっぱりねぇ。これも仕方ないこと」

いくらスキンケアを丁寧にしたところで、老化には抗えない年齢になってきました。このシミは、今のところメイクをするときにコンシーラで隠していますが、そのうちレザー治療をするつもりです。人生100年時代時代。ずっと若々しい印象でいたいもの。

正直小さなことを気にしだしたらキリがありません。だからパッと見た印象を大事にしたいと思います。そのために私が心がけていることは以下です。

・毎日コツコツ、スキンケアをしていくこと

・顔の筋肉を鍛えること

・ストレスをためないこと

 

●スキンケアはシンプルに

「クレンジングと洗顔料は自分に合ったものを」とはいっても、スキンケア化粧品は安くありません。「よい」と言われるものは、とくに高価なことが多いです。そして、クレンジング、洗顔料、導入美容液、美白美容液、化粧水、乳液、フェイスクリーム、アイクリーム、保湿パック…こだわりだしたらキリがありません。

私は、化粧品に使える予算に合わせて、「絶対に必要だと思うもの・不要だと思うもの」「お金をかけるべきもの・安くていいもの」に分けて、なるべくシンプルにしています。

・クレンジングと洗顔料にはこだわる

洗顔料

たとえば、絶対に品質を落とせないのは、クレンジングと洗顔料です。汚れた土台に、美容液やらクリームを塗りつけても、有効成分は浸透しません。汗やホコリ、ファンデーションなどの汚れを落として、なにもない状態にする、これが「スキンケアの基本」だと思います。お肌のキメを整えることで透明感のある印象になりキレイ度はアップします。ですから、クレンジングや洗顔料は妥協せず、自分に合ったよいものを使います。

ただ、値段が高ければよいものとは限りません。だから試供品をいただいたらどんどん試してみることにしています。なかにはウェスティンホテルのアメニティの洗顔石けんがすこぶるよくて一時期ハマっていました。手のひらサイズ(30グラム)で300円だったのでお財布にも優しい。とても泡立ちがよくて気持ちがいいし、洗ったあとも肌がつっぱらないので、「これはいい!」としばらく続けていました。

すべての化粧品に言えることですが、安くても自分に合っているものもあるので、「これは!」と思うものを試して、探すことが大切です。

・自分の肌と向き合い本当に必要はものを使う

スキンケア
※写真はイメージです

私の場合、化粧水も実際に自分の肌で試してみて、お財布と相談しながら「肌に浸透しやすい」と感じるものを選ぶようにしています。色々試してみますが、洗顔、化粧水、保湿クリームは20年以上使い続けている愛用品がやっぱりいいです。

ただ、加齢のせいか年々保湿力が落ちているような気がしていました。とくに目元のたるみやシワにうんざりすることも。たまたまメイク品を買いにいったシャネルで悩みを相談してみました。見るからに高そうな容器を手に取り、スパチュラで米粒大を手の甲につけてもらいました。すると使用感といい浸透力が半端なくよくて艶がでて一瞬にして魅了されてしまいました。

導入美容液や美白美容液、保湿クリームは質のよいものを選べば、肌が明るくなったり、やわらかくなったり、それなりの効果が実感できます。でも、私個人としては、絶対に使わなくてはいけないものではないと考えています。これはお財布や肌の調子と相談です。

ときどき「やっぱり老けたなぁ」なんて寂しく感じることもありますが、それでも自分の肌と向き合い観察しながら、そのときの自分に本当に必要な化粧品はなにか、取捨選択していこうと思っています。