一日じゅう冷房の下にいると、頭皮の血行も悪くなってしまいます。頭皮の血行が悪くなると、髪の毛にも悪影響が!

「ハリ・ツヤのある美しい髪を育てるには、まず頭皮の血行をよくすることが大切です」と語るのは、人気ヘアサロン『AMATA』の代表を務める、毛髪診断士の美香さん。
ブラシを使って、頭皮をしっかりとマッサージする方法を教えてもらいました。

ブラシでしっかり奥まで頭皮マッサージして血行を促進

1:ブラシを頭皮に滑らせ頭皮の状態をチェック

ブラシを頭皮に滑らせ 頭皮の状態をチェック
まずはブラシで頭皮の状態をチェック!
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頭皮に対してブラシを垂直に当て、ゆっくり滑らせながら頭皮の状態を確認しましょう。痛みやかたさを感じるのは血行が悪くなっているところです。

2:毛先からブラシを通して髪に空気を含ませる

毛先からブラシを通し 髪に空気を含ませる

からまりやすい毛先からブラシを通し、空気を入れるように全体をブラッシングします。髪のもつれをほぐし、抜け毛やホコリを取り除きましょう。

3:ブラシで頭皮を優しく刺激

ブラシで頭皮を 優しく刺激

ブラシの柄の先端を持ち、ブラシの重さを利用して、頭皮を軽くたたきます。

ブラシと手
先端を持つ

1で痛みやかたさを感じた部分は、多めに刺激を与えましょう。

ブラシで頭皮をぐさぐさ刺すのはNGです。

4:ブラシを小刻みに震わせ頭皮をほぐす

ブラシを小刻みに 震わせ頭皮をほぐす

ブラシ全体を頭皮に押し当て、小刻みに左右に動かして振動を伝えます。水平に動かすことで、普段は加わらない方向の刺激を与えましょう。

大きく動かし 頭皮を引っかく

大きく動かし頭皮を引っかかないように注意してください。

5:ブラシの柄の先で頭頂部のツボを押す

ブラシの柄の先を頭頂部に

頭頂部は血行が滞りがち。ブラシの柄の先端を当て、反対の手で柄を支えながら頭頂部付近のツボを3秒程度、じっくりと刺激します。

ブラシの柄の先を傾ける

ブラシを傾け斜めにプッシュするのはやめましょう。

6:生え際から頭皮を引っぱり上げるようにブラッシング

生え際から頭皮を 引っぱり上げるように ブラッシング

髪の生え際から斜め上に向けて、皮膚を引っぱり上げるようにブラッシングしてください。目がつり上がるくらいの強さがおすすめ。全体的に行いましょう。

●ブラシ選びのポイント

ループ状ブラシ

頭皮にいいブラシを探すときは、以下のポイントをチェック!

・柄の先端が丸い

・ピン先が丸く、頭皮当たりがソフト

・ベースがクッション素材

・木製で軽い