年末の大掃除で、トイレをいつもより丁寧に掃除する人は多いと思いますが、忘れがちなのが、タンクの中。そこで今回は、トイレのタンクの掃除方法をお掃除ブロガーのよしママさんに教えてもらいました。

関連記事

気になるリビングの机や壁の汚れ。すっきり落ちる感動アイテム3つ

黒カビ、匂いまでスッキリ!トイレのタンク掃除

トイレ
すべての画像を見る(全8枚)

「大掃除のトイレ掃除」といえば、温水便座を外しての掃除や、換気扇の掃除が思いつきます。

ただ、忘れがちなのが、トイレのタンク内の掃除。じつはタンク内は湿気やホコリでカビやすく、黒ずみが出やすい場所。普段はフタせいで中が見えないため、汚れに気づかず、掃除も忘れがち。大掃除の際はタンクのフタを外して、中までしっかりきれいにしてみませんか?

 

●タンク内の汚れ

内部は水はね、水垢、ホコリなどで汚れています。黄ばみ、カビや黒ずみなどが内部に発生していることも。手洗いボウルのフタをあけると、裏側も汚れています。フタの裏は見落としがちなので、必ずチェックしてみてください。

 

●トイレのタンク掃除の方法

掃除をスタートする前に、必ずご自宅のトイレの取り扱い説明書を見て、使える洗剤、手順を確認してください。

(1) 前日の夜にタンク用の洗浄剤をタンクに入れます。今回使った洗剤は「木村石鹸 トイレタンクのお掃除粉 eco friend+α」(現在は販売終了している商品ですが、代替品で販売されている「木村石鹸 トイレキレイ トイレタンク洗浄剤EX」でも問題ありません)

木村石鹸 トイレキレイ トイレタンク洗浄剤EX 35g×8包

カンタン入れるだけ!トイレタンクの中を洗浄するので、便器内も洗浄液が流れます。
水アカ、水汚れ、キバミ汚れスッキリ。
購入する

 

水を流しながら一袋入れます。

洗浄剤

流しながら入れることで中で洗浄剤が広がります。水を流さないように一晩おきます。このとき、つけ置き液を歯ブラシで伸ばしておくと、側面の汚れが落ちやすくなります。

止水栓

(2) 次の日の朝、タンクを外して洗います。マイナスドライバーを使って止水栓を回して水が流れないようにしておきます。

ナット

手洗い場がある場合は、接続部分のナットをゆるめ外しておきます。フタは重たいので割れる可能性があります。ゆっくり外してください。

歯ブラシ

(3) 内部を古ハブラシなどでこすって汚れを落としていきます。水がつかない所に発生しているカビも落としていきます。フチの部分も汚れているのでチェックしてみてください。掃除後、水拭きで洗剤を拭き取ります。

フタ

(4) フタ裏は中性洗剤でお掃除していきます。下にタオルを敷くと滑りにくいですよ。古いハブラシを使って磨きます。頑固なカビが発生している場合は、タンク内の洗浄液を使うと落としやすくなります。

乾かす

(5) フタをすすいでバスタオルなどでしっかり乾かします。穴の部分に水が入っている場合があるので、捨てておきます。

掃除後

(6) 接続部分のナットを閉めて、止水栓を戻して完了です。

 

●タンク掃除で黒ずみが減って、カビ臭さもなくなる!

タンク自体は中の水と外の外気温との差で、水滴がタンクの外側につきがち。そのせいでカビが発生しやく壁との間にカビが発生しやすいです。外側も拭き掃除をするとさらにピカピカに。

タンク内の掃除をするとタンクの水が流れるので、便器に黒ずみがつきにくくなったり、トイレのカビ臭さが減ります。初めてフタを外すときは、衝撃的な汚れにびっくりしますが、年に一度のペースで定期的にお手入れしていけば、カビも発生しにくくなりますよ。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら