「壁」を使った収納やディスプレーがトレンド。おしゃれなだけではなく、空中収納することで掃除する際にものをどかす必要がなく、家事がラクになる利点も注目されています。
SNSで家事や収納のコツを発信する東えりかさんは、市販の便利アイテムを上手に使い分けながら、機能的で家事のしやすい家をつくり上げています。詳しく伺いました。
飾り棚やウォールステッカーで、壁を収納&インテリア使いするテクニック
●リビングの壁に取り外せる飾り棚を設置
すべての画像を見る(全10枚)パソコンデスクの上にDIYした、お気に入りの飾り棚。
板は購入した店でサイズオーダーしました。ホームセンターなどでは気軽にカットをお願いすることができます。
「ホチキスで留められる『壁美人』というアイテムを使っています。簡単に外せるうえ、場所をとらずに雑貨が飾れるので満足です」
耐荷重はしっかりあるので、ものを置いても落ちません。
ちょっとした棚ですが、あるとないとでは大違い! ディスプレーしながら収納できるスペースになりました。
●思い出の写真は厳選して廊下の壁に並べる
お気に入りの写真は、フォトパネルにして廊下にディスプレー。
「発泡スチロールでつくったパネルはフレームより軽やか。年に1度写真をはり替え、家族の楽しみにしています」
発泡スチロールを画用紙でくるんだら、表の4辺にマスキングテープ、両面テープを順にはり、写真をペタリ。はり替えるときは、マステごとはがせば簡単です。
軽い小物をかけるのに重宝するのが、ゴム製の粘着剤。壁に穴をあける必要がなく、表からも見えないのでスッキリ飾れます。
●刺しゅう枠に布をはさんで壁飾りに
暗くなりがちな廊下の壁は、花柄の布をはさんだ刺しゅう枠で華やかさをプラス。
「好きな布をはさむだけなので、模様替えも簡単。木枠はサイズ違いでそろえ、バランスを見ながら飾っています」
●エアプランツをビンとワイヤでつり下げ
流行のエアプランツを100円ショップのガラスビンに入れたり、直接ワイヤを使ってつるしたり、壁面をディスプレースペースとして活用。インテリアにヌケ感が出ます。
「軽いワイヤは、画びょうでつるしています」
●殺風景な白壁をウォールステッカーですてきに
ダイニングと玄関の白壁には、コーヒーグッズ柄とイス柄のウォールステッカーをそれぞれはっています。
「主張しすぎないグレーのステッカーだから、シンプルなインテリアにもさりげなくなじみます。サンサンフーというメーカーのもの」