49歳の漫画家・古泉智浩さん。古泉さん夫婦と母(ばあちゃん)、里子から養子縁組した長男・うーちゃんと、里子の長女という家族5人で暮らしています。

74歳のばあちゃんはうーちゃんにメロメロ。ただし、ひとつだけ心配なことがあるそうです。古泉さんに詳しく教えていただきました。

お風呂場から悲鳴が! うーちゃんとばあちゃんの間にいったいなにが!?

うーちゃんは4歳になった今もおんぶや抱っこが大好き。妻と買い物に行くときは抱っこひもを使わせ、妻の腰にダメージを与えています。断って歩かせればいいのですが、ついかわいくてだっこしてしまうのです。

それは74歳になるばあちゃんも同じ。うーちゃんが家に来る前はポットを持って2階に上がることでさえも「きつい」と言っていたのに、最近は15~6キロもあるうーちゃんを抱いて階段を昇り降りしています。

ところが、先日、腕を痛めてしまい、だっこをすることができなくなってしまいました。これをきっかけに、おんぶにきり替えたのですが、これがうーちゃんのお気に入りに。ことあるごとにばあちゃんにおんぶをねだります。

うっとりの表情
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うーちゃんに猫なで声でねだられると、メロメロになって背中を差し出してしまうのです。ばあちゃんの背中で、うーちゃんはうっとりとした恍惚の表情で頬を背中にこすりつけます。

●かわいくて怖い!ビチョ濡れのうーちゃんが背中にダイブ

風呂上り

すきあれば、ばあちゃんにおんぶをねだるうーちゃん。最近は風呂上がりに、脱衣場から大声で「ばーちゃーん」と叫んで呼びます。一人でリビングに歩いて行けばいいのに、大した距離ではありません。でも大好きなばあちゃんにどうしても迎えに来てほしくて呼ぶのです。

 

ばあちゃんも食事を終えて一服してテレビを見ているところですが、呼ばれて仕方なく迎えに行くと、全裸でビチョ濡れのうーちゃんが足ふきマットの上で待っています。その状態でおんぶをせがむので、母は自分の服が濡れないように背中にタオルをマントのように乗せてスタンバイ。

 

お風呂まで迎えにきてくれたのがよっぽどうれしかったのか、ばあちゃんの背中に勢いよく飛び乗ろうとするうーちゃん。元気なのはいいことですが、ずっしり重いうーちゃんのダイブは、高齢の母にはあまりに刺激が強すぎるようで、悲鳴が…!

飛び乗るうーちゃん

日に日に成長するうーちゃんのダイブに戦々恐々!! かわいいけど怖い!!

「おんぶはいいけどそーっと乗ってあげて!」と思わず口をはさんでしまった悲痛な叫び声でした…。

●男同士は「お、うーちゃん抱っこするか?」「抱っこさせてやるか」みたいな関係

さて、僕の場合ですが、体力的にうーちゃんの体を支えるのがきつく、なるべくなら避けたいところ。でも、適当につっぱねてめんどうな空気になりそうなときはささっと背中を差し出すようにしています。
とくにお昼寝をしなかった夕方などはうーちゃんの機嫌が悪く、当たり散らしたくてしょうがない空気を放っています。

まんざらでもない表情

そんなときは先回りして「お、うーちゃん抱っこするか?」と言って抱き上げます。

すると、眉根を寄せながらもまんざらでもない、「抱っこさせてやるか」みたいな感じで抱かれています。