まるでNYのおしゃれなカフェにいるみたい! そんなキッチンがある家に暮らすのは、整理収納アドバイザーの能登屋英里さん。52平米というコンパクトな住まいで、ものも多い方といいますが、自分好みのものに囲まれたおしゃれな暮らしは見習いたいポイントがもりだくさん! 今回は、センスよくキッチンインテリアをつくるコツを教えてもらいました。

キッチンは色と素材で分けて空間にメリハリを

築50年のマンションをリノベーションして、3人家族で暮らす能登屋さん。「じつは52平米と狭く、ものも多い方ですが、選び方や飾り方でおしゃれな部屋にできます」と話します。

●ニューヨークのカフェのオープンキッチンをイメージ

キッチン
ルールに沿ったオープン収納ですっきり見せる
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イメージしたのは、ニューヨークのカフェのオープンキッチンだそう。
「壁面収納は、右側の棚の上をガラスや天然素材、シンク側はステンレス、左のコンロ側を黒いもので統一。ルールをつくれば見せる収納も雑多に見えません」

●かっこいい黒のボックスで並べて統一感を出す

黒で統一

調味料などの食材入れは無印良品の丈夫で引き出しやすい「通函(かよいばこ)」。

「ステンレスのシェルフに合わせて業務用デザインで統一。たくさん並べてつくりつけの引き出し風に使っています」

黒ボックス

・ポリプロピレン通函 ダークグレー 各幅27×奥行36×高さ12.5cm  ¥1000(無印良品)

●ワイヤーラックで壁をインテリアスペースに

ワイヤーラックカゴ

ワイヤーラックを壁面に固定し、収納&ディスプレースペースに。

「非常用のランタンを置いたり、カゴやバッグに掃除用品やレジ袋を入れたり、飾るように収納して気分アップ!」

●大きなファブリックパネルで寝室をかわいくデコレーション

白壁にファブリックパネル

こちらは寝室のアイデア。インテリアのアクセントは、自作したマリメッコのファブリックパネル。

「寝室の飾りはこれだけですが、大胆な花柄でインパクト満点。ネイビーのアクセントクロスとの相乗効果でグンとおしゃれに」

アイテム数も多く、生活感も出がちなキッチン。使いやすさはもちろん、インテリアにもこだわると、家事も楽しくはかどりそうです。収納やインテリアを工夫しておうち時間を心地よく過ごすコツ、ぜひマネしてみてください。