クリアファイルは、書類分類など整理収納に欠かせないグッズ。便利ですが、いつの間にか増えすぎていて困ったことはありませんか?
「捨てるのはもったいない! 財布やポーチのインデックスをつくると便利ですよ」と話すのは整理収納アドバイザー長島ゆかさん。クリアファイルを使ったインデックスとレシートホルダーのつくり方を教えていただきました。

病院診察券などが入ったポーチ
クリアファイルがインデックスやレシートホルダーに
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好みの大きさでカット!クリアファイルで財布&ポーチが便利に生まれ変わる

長島さんおすすめのクリアファイル活用法は、ポイントカードや病院診察券ポーチのカードインデックスにすること。

インデックスたくさん

「カード収納はポケット式のカードホルダーを使っていましたが、カードがフィルムに張りついて取り出しにくく、しまいにくいのがストレスでした。ポケットに入らないサイズのカードもあるので、今はL字型のポーチにまとめて入れています。今回はクリアファイルでそのインデックスをつくりました」

つくり方は本当に簡単。まずはクリアファイルをカードと同じ大きさに切ります。

定規やカッターなど

「カッターナイフで簡単にスーッと切れますよ。テーブルが傷つかないように、作業ボードや段ボールなどを敷くといいと思います」

分類したい数だけカットしたら、ラベルをはっていきます。ここでは無印良品のインデックス付箋紙・厚口フィルムタイプを使っていますが、100円グッズでもいいし、なければクリアファイルでつくっても。自分の利き手側にはると便利です。

ラベルをはる

「用途や人別で、自分が取り出しやすいように色を分けています。私はピータッチで印字したラベルをはりましたが、もちろん手書きでOK!」

このインデックスを使えば、ポーチにまとめて入れてあっても目的のカードがすぐに取り出せます。

●長財布用のレシートホルダーもつくれる

さらに長島さんはクリアファイルをレシートホルダーにアレンジし、長財布に入れて使っています。

「個人事業主なので、経費のレシートを他と分けて保管しておきたいと思ったのがきっかけ。こちらもクリアファイルを切るだけでつくれますよ」

長財布に現金決済ファイルを入れる様子

クリアファイルを、長財布の高さに合わせてカットします。長島さんはA5サイズのファイルを使っていますが、一般的なA4ファイルでも幅を自分でカットすれば同じようにつくることが可能。カットした面の角が尖っているようなら、マスキングテープやセロハンテープなどでカバーします。

現金決済ファイル

「私はマスキングテープを上部にはって、財布の中でも目立つようにしています。これで経費清算のときに仕分ける手間が省けるようになりました」

余りがちなクリアファイルを活用した整理収納術。ぜひ参考にしてみてくださいね。