仲よくなれそう! と思っていたママ友からお茶に誘われて、出かけてみたら宗教やマルチ商法の勧誘だった…。じつはこういうケース、意外と少なくないんです。子育て中のフォロワーさんたちの体験談を漫画に描いているちょん。さん(@c_hapy)のインスタでも、怪しい子育てサロンに行ってしまった人のお話に注目が集まっています。私は大丈夫と思っている人も要注意。足を踏み入れてしまったきっかけやどんな風に脱出したのかを、詳しくご紹介します。

市役所の会議室なら安心。転勤族の妻が知らず知らずのうちに勧誘された場所は…

広い公園

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夫の転勤の都合で、生後5か月の赤ちゃんを連れて縁もゆかりもない土地での新しい生活が始まった主婦の体験談です。

いいお天気だったので、近所の公園のベンチで休んでいたときに、とても感じのいい子連れのママさんに声をかけられたそう。

●けっこう多い!初めはいい人に見える怪しい勧誘の第一歩

気さくなママ
すごく気さくで感じのいい女性。子どもも5か月を過ぎ、ちょうど離乳食などが始まったところ。初めてのことばかりが連続する子育て。その不安やストレスの悩みを共有できるママ友が近くにいたら心強いですよね。

この方も、おしゃべりしたことで、心が軽くなったといいます。

こういう出会いって、本当にいいお友達になれることもあれば、共通の知り合いがいない分、素性がわからないまま、じつはほかの目的を秘めて近づいてきている場合も。結論からいうと、この方のケースも残念ながら後者だったのです。

誘われます

まず会話の流れで「今度子育てサロンがあるんだけれど、一緒に行きませんか?」と誘われます。場所は市役所。てっきり自治体主催のものなのかと勘違いしてしまいますよね。

この方も、日時を聞いて、参加することに…。

●サロンではなく、セミナー!?主催者の自己紹介に違和感

和気あいあい

市役所が貸し出している和室には、子育て中のママや赤ちゃんたちが和気あいあいと遊んでいました。当日は、ほかにも初参加の人がいて、ホッとしたのもつかの間。

熱心なプレゼン

主催者の女性が登場すると手遊びや絵本の読み聞かせもそこそこに、熱心なプレゼンともとれる自己紹介が始まったのです。

なんかおかしい…。そして、その悪い予感は的中します。

●初参加の人が逃げた!?子育てサロンのハズが…

宗教の勧誘

子育てセミナーなのかと思って聞いていた内容は、明らかに宗教の勧誘だったのです。

コメント欄では「私が行ったのと同じかも!」とか「公共の施設で開催されて騙されてしまったことがあります!」という似たような被害の声が上がっていました。

じつは、サロンやお茶会、ホームパーティと称して宗教やネットワークビジネスの集まりに連れ出して勧誘するケースはけっこう多いのです。

うっかり取り残されてしまいました

結局、初参加だったもう一人の方は、体よくオムツ替えを理由に和室を出て行ったまま、戻ってくることはなく…。

勧誘の場にうっかり取り残されてしまいました。これはロックオンされる前になんとか脱出せねば! と焦りますよね。

親しみやすい微笑みの裏側に隠された本当の目的とは?

ママ友が欲しくて参加することにした子育てサロン。それがじつは勧誘の場であることが判明した場合、皆さんならどのように脱出しますか?

落胆や悲しみの気持ちを抑えながら、その場から帰ろうとしても、引き止められてしまう可能性は高いです。この方の場合もそうでした。

●帰りたいオーラを出しても強引に引き止められる

勧誘してくるほうはプロ

こちらは突然の事態に慌てますが、勧誘してくるほうはプロ。複数人に取り囲まれて説得されてしまうこともあるかもしれません。

帰りたい理由をはっきり言ったとしてもアレコレ解決策を提案しながら引き留められてしまいます。

もし強引に言われればこちらも強気に出られますが、にこやかな笑顔で言われると逆に怖いですよね。そして相手は同じママ。また公園で会う機会もあるかもしれないのです。

●勧誘目的だった時点で“友達”ではないのかも

ママ友だと思っていたのに、第三者が現れて勧誘。

残念ですが、宗教であれ、ビジネスであれ、友達のフリをして本来の目的を隠し勧誘をしてきた時点で、普通の友達としてつき合うことは控えた方がいいのかもしれません。

人質を取られたかのような状態

どんなに初対面の感じがよくとも、昨日、今日会ったばかりの人や勧誘してくるサイドの人に、うっかり子どもを抱っこされてはダメ。人質を取られたかのような状態になり、さらに帰りにくくなってしまうケースもあるので注意が必要です。

●はっきり断ったところでその後もしつこいお誘いが

しつこくお誘いがきた

最後の最後に「いつもは○○円払わないと聞けない“ありがたいお話”を無料で…」などと土壇場で本性を現した勧誘のママ。

結局この方は、「その“ありがたいお話”に興味がない」とハッキリ言ってその場を立ち去ることができたそう。ただ連絡先を交換してしまったがばかりにその後もしつこくお誘いがきたといいます。こういうとき、ブロックするのも勇気がいりますよね。

●ママたちを狙った悪質な勧誘にご注意を!

子育て中は寝不足が続いて、判断が鈍ることも珍しくありません。

普段なら、どんな団体が運営しているのか、細かく様子をチェックする用心深い人でも、ついつい油断してしまいがち。悪質な人たちは、そういうタイミングを狙っているのかも。

手口はどんどん巧妙化しますが、こういうトラブルがあるんだ! と頭の片隅においておくことが危険回避の第一歩になるかもしれませんね。

ちょん。さんのインスタ漫画では、現在、サレ妻漫画が更新中。娘さんとのホッコリ和む育児の様子や、フィクションを織り交ぜた『ヤクザに10日間カンキンされた話』なども人気です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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