主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。

わが家流・ウイルスの影響を受けない日々の楽しみ方

コロナウイルスの影響でなかなか気分転換ができない、家にこもり気味…といった状況です。

それでも、できる範囲内での楽しみから、スッキリ感や前向きな気持ちを得ることができたらいいですよね。

心配をするのも一日。
気にはしつつ、楽しむのも同じ一日。

最近はオモチャを借りるなどの楽しみ方もあるんですって。皆さん、アイデアいっぱいです。

●なるべく外で歩く

散歩をする影
すべての画像を見る(全7枚)

小さい子やペットがいないわが家は、なかなか出かける理由も見つからず、つい家にこもりがちになります。

そこで、お互いに声をかけ合い、できるだけ、外に歩きに出るようにしています。太陽の光は、体にも心にもプラスになりますね。

東京タワー

また、寒い日や風の強い日には、観光地でクルマから降りることなく、車窓から景色を楽しむのも一つの方法です。

昔、祖父が脳梗塞になったあと、私の両親は紅葉や花火を見るため頻繁にドライブに連れ出していました。クルマの中からでも「いいね~、よかったな~」と、うれしそうな顔をする祖父を思い出します。

私も、同じことをしています。クルマの中だと、よその人に気を使う必要もなく、好きなものを好きなときに食べられるのもいい…と母は喜んでいます。

冷蔵庫の中のものをタッパーにつめ込んで、お弁当気分らしいです。

お弁当グッズ

お弁当といえば二女が大学生になってつくらなくなってから、すでに1年。でもキッチンの引き出しの中は「思い出を減らしたくない」という私の気持ちのまま、お弁当グッズが残っておりました(汗)。

引き出しの整理

今は長女が、会社に持っていく昼食を自分でつめるくらいなので、そろそろ最低限必要なものだけ残し、引き出しの整理を。

半分くらいのスペースに入れ直し。スッキリしました!!

●レパートリーを増やすチャンス

胡麻油香る蒸し鶏とザーサイ

せっかく家にいるので、これは食卓のメニューを増やすチャンスかも…と、テレビで観たメニューを試してみたりもしております。

この間、お客様に勧めていただいたコンビニおかずを食べてみたら、おいしくて。材料があれば、似たものをつくれると思う!! と、思い立ちました。

自作胡麻油香る蒸し鶏とザーサイ

たっぷり食べたくて、マネをしております。

多めのザーサイ・蒸し鶏・モヤシ・豆苗(商品は水菜でしたけれど、わが家は育てているので、豆苗で代用)、それにゴマ油と、わが家流の調味料を使いました。家族もモリモリ食べています。

お風呂にメガネ

こういう時期には、気疲れもたまることでしょう。

休日のわが家は「若松温泉」という名の“朝風呂”を、家族に味わってもらっています。のんびり時間も必要ですね。

皆さま気分転換をしつつ、どうぞお体を大切になさってくださいませ。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「

“いま”と“みらい”のへや

」にて最新情報を更新中