お正月といえば、お年玉。子どもにとっては嬉しいイベントですが、あげる方の親世代はいろいろと悩ましいことも。

20~40代のESSE読者280人にお年玉に関するアンケートを実施し、気になるけど聞けない疑問を大調査しました。

みんなどれくらいかかってるの?お年玉の支出総額をランキング

お年玉の受け渡し
金額は?年齢は?お年玉問題
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●2020年のお正月、お年玉をあげる予定は?

2020年のお正月にお年玉をあげる予定があると答えた人は、約75%。ないと答えた人は約25%でした。
次に、お年玉への支出はこのような結果に。

1位 1万円以下(59票)
2位 1万円以上2万円未満(55票)
3位 2万円以上3万円未満(41票)
4位 3万円以上4万円未満(20票)
5位 5万円以上6万円未満(7票)

1位、2位はほぼ同数で、全体のおよそ40%でした。
最高金額は13万2千円。「両親、わが子2人、姪、甥の分」(Mさん・43歳)とのこと。

●お年玉にまつわるお悩み

お年玉袋とお金

もらう子どもにとってはうれしいお年玉ですが、あげる側にはたくさん悩みが。

「用意するのを忘れてしまい、いつも間際でバタバタします」(Nさん・49歳)

「遠い親戚の子はどこまであげればいいのかわからない」(Eさん・34歳)

「あげる金額に悩みます。同じような学年の子にあげても片や多いと言われ、片や少ないと言われました。家庭それぞれなので基準があるといいなと思いました」(Sさん・44歳)

「お正月に実家に来ない義理妹家族へのお年玉はあげなくてもいいんじゃないかと思うけれど、結局義家族に預けるという形で渡している。もうやめたい」(Hさん・38歳)

「学年によって金額を変えているのですが、姪っ子や甥っ子の学年を覚えられない」(Yさん・36歳)

「うちはひとり息子なので、親戚や友人の子どもにお年玉をあげるときマイナスになってしまいます。気を使って多めにいただくこともありますが…」(Kさん・44歳)

多くても少なくても困るのが、お年玉の難しいところです。

●いつまでお年玉をあげるのか問題

なかでも、「お年玉をいつまであげればいいのかわからない」という声が多く上がりました。
「大学生にもあげるかどうか、毎年困ります」(Kさん・42歳)
「学生のうちはあげようと思っていますが、同じ親戚でも、高卒で働いている子にはあげなくていいのかな? と悩みます」(Yさん・27歳)

そこで、ESSE読者自身がお年玉をもらっていた年齢も調査してみました。

1位 22歳まで(60票)
2位 18歳まで(53票)
3位 20歳まで(51票)
4位 今ももらっている(30票)
5位 15歳まで(11票)

もっとも多かったのは「22歳まで」でしたが、1~3位はほぼ同数で、全体のおよそ60%を占めます。高校や大学を卒業するまで、成人するまでといった、社会人とみなすタイミングが辞めどきだったという人が多いようです。

さらに、「今ももらっている」がなんと30票も。最年長は47歳の方でした。
祖父母や義理の両親からもらっているケースが多い印象で、「両親・祖父母ともに今ももらっている。両親は祖父母からもらっている」(Kさん・26歳)などの声も。

金額バランスだけでなく、家庭ごとの金銭感覚も絡んでくるお年玉問題は、かなりデリケート。ぜひ今回のランキングを1つの目安にしてみてくださいね。