お正月ともなれば、さまざまな場所やお店で、干支のグッズを目にする機会も増えるでしょう。新年の干支や、自分に該当する干支のグッズを購入する人も多いのでは。そんなときに、じつは注目してほしいのが「守り干支」です。

縁起のいい「守り干支」って知ってる?
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縁起のいい「守り干支」って知ってる?

「“申(さる)は好奇心旺盛、酉(とり)は几帳面”など、干支にはそれぞれ特徴があるといわれています。十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を円に並べたとき、自分の干支の向かいにある干支は正反対の特徴を備えていると考えられているのです。その分、自分にはないパワーを与えてくれる『守り干支』とされています」(All About「暮らしの歳時記」ガイド・三浦康子さん)

円に並べたとき、自分の干支の向かいにあるのが「守り干支」
円に並べたとき、自分の干支の向かいにあるのが「守り干支」

 江戸時代には、縁起がいい守り干支を子どもの着物の背中にあしらったりしたそう。「現代でも、落語家など芸能に携わる方が着物の裏地や小物のモチーフに取り入れています」。

 意外と知らない守り干支。自分の干支だけでなく、守り干支もちょっと注目を!身近なグッズやラッキーアイテムに取り入れたら、干支の楽しみ方がもっと広がりそうですね。